無毒素
L-カルニチンは、安全性の高い化合物です。非常に高用量で服用した際に、軽度の下痢が報告されていますが、
この唯一の副作用は一時的なもので、15gに近いL-カルニチンの経口投与によって起こります[70]。
この副作用は、L-カルニチンに特有のものではなく、腸内の浸透圧変化によるもので、
L-カルニチンに限らず大量に摂取されたさまざまな物質によって下痢は起こります。
LD50
毒性を評価するもう1つの指標は、 LD50、(50%の実験動物が死亡する用量)です。 L-カルニチンについては、経口のLD50は特定されず、この物質の安全性が証明されました。 すなわち、ラットに体重1kg当たり5gのL-カルニチンを投与しても、毒性作用はまったくみられませんでした。 また、他の基本的な毒性試験によってもすべて、 L-カルニチンおよびその塩の安全性が証明されました。
一般に安全と見なされる(GRAS)製品
米国におけるGRAS (Generally Recognized as Safe)の認定によって、L-カルニチンの安全性は強く支持されました。 研究者からなる独立した専門委員会が補助栄養食品としてのL-カルニチンの GRASの状況を評価しました。 委員会は、L-カルニチンおよびL-カルニチンL-酒石酸塩やL-カルニチンマグネシウムクエン酸塩などの自由にイオン化する塩が、 成人で20mg/kg/日(体重60kgの人で1,200mg)の用量で広範な用途向けに、安全に摂取できるとの結論を出しました。
食物の安全性
ロンザ社のL-カルニチンは、肉からの抽出物ではありません。 事実、製造工程のいかなる段階においても、動物性製品や動物由来の生物学的製品は、まったく使用されていません。 L-カルニチンを合成するためにロンザ社が用いている方法は、人体に無害なL-体をダイレクトに作る画期的な製法によるものです。
[70]Borum, P.R. and Fisher, K.D. (1983). Health Effects of Dietary Carnitine. Life Science Research Office, Federation of American Societies for Experomental Biology, Bethesda, Maryland, U.S.A.


