2007/12/27 カテゴリ: ペットフード : 

飼い主の意識がペットにのりうつる?

先般面白い調査結果が出ていることを知人から教えてもらいました(アニコムクラブ「ペットと飼い主の「肥満」に関するアンケート結果発表」。2007年10月26日から11月2日に実施)。

1,088人のペットを飼う人のうち、自分のペットが「現在肥満だと思う」人が375人あり、その375人のうち73%(273人)が「現在(飼い主である自分の)体型が気になる」と答えているということです。

人間のみならずペットにもメタボリックシンドロームの症状をもった例が増えているとのことで、何でもお年寄りや太った人に餌を与えすぎる傾向がある由です。

またその対策としてペット用のフィットネスジムのようなものも開かれていると聞き、なるほどと感心しました(また実際減量効果もあがっているのだそうです)。








考えてみれば、ペットたち自身が何をどれだけ食べたいかということを選択できるわけでもなく、どんな状態になったら健康に異常が出るかといったこともすべて飼い主の判断次第なのですから、その責任は重大です。

前述の例で傾向として出ているように、自分自身が食べるということに寛容な人ほど「物言わぬ可愛いペット」にも寛容である、ねだられるままに食物を与えるということですから、ペットの健康を説く相手はペットそのものではなく人間であるということになります。

あたりまえのことのように思われますが、人間に対する食育がそのままペットの食育にもつながってくるというのは改めて考えれば興味深いことです。

ワニや熱帯魚、クワガタムシならばいざ知らず、犬や猫といった代表的な哺乳類は動物としての種はヒトとずっと近い関係にあるため、その栄養や健康に関するケアはヒトに対するそれと同じでよいと思われる部分もあるのでしょうが、実際には栄養代謝といった個別の観点からみれば私達と彼らでは相当いろんな事情が異なります。

否、犬と猫でも相互に隔たった種です。

人間の栄養状態とともにペットの栄養状態が飛躍的に向上している時代にあっては、飼い主の平均寿命やQOLと一緒にペットたちの方も充実した一生を考えてあげなければならないということだろうと思います。

具体的には獣医師の先生によりよく相談を持ちかけて、早い段階でよい処置を与えることが大切でしょう。
 

さて、早いもので2007年もあと4日を残すのみとなりました。

今年は、はじめからしまいまで毎月のように食に関する番組や安全性に関する事件がたたみかけるように起こった由々しき年となってしまいました。

まだ多くの課題が未解決のまま年を越すことにもなりそうですが、来年はぜひ明るい話題に満ちた一年となりますように。

この「談話室」にここまでおつきあい頂いた皆様に心より御礼申し上げます。

来年はもっと楽しい話題も増やしてゆきたいと思っています。

ご感想ご意見などお寄せ頂けましたら幸いです。
 
それでは皆様よいお年をお迎えください!

PS:来年2008年の早い時期にこれまでのブログをテーマ別に整理した新コーナーも設ける予定にしていますので、その節はよろしくご高覧ください。

来週は1回分お休みを頂き、次回は1月10日(木)の更新を予定しています。