2008/02/07 カテゴリ: 食の安全 : 

中国産餃子の問題

テレビの健康番組事件から一連の偽装や賞味期限問題が矢継ぎ早に勃発した2007年が明けたと思ったとたん今年は早々から餃子の事件です。







事の真相はまだほとんど解明されておらず、今は現地の工場や流通ルート、被害地域に点在する状況証拠がひとつずつ挙がってきている段階です。

こういう状況でいい加減な当て推量を行うことはむしろ慎むべきだと思われます。

ただ、今度のことが中国で用いられた有機リン系農薬の残留によるものなのか、それ以外の何らかの過失による混入なのか、作為的な毒薬事件なのか、それによって矛の向け先も対応策も全く異なるということだけは確かなことです。

それがわからない以上、何を考えることもできませんから、今のところ疑わしいものについては食べないように普段以上に気をつけるということだけです。

それにしても今回の事件はその規模や不安感の大きさからみて昨年に起きたどの事件よりも薄気味の悪い感じがします。

ただ、情報の伝達が遅かったということで政府が体制のあり方を見直そうとしていたり、そして、そもそも食糧自給率が低いことが問題であるという見方がクローズアップされて来てもいます。

この2点については、これを機会に本当に私たち国民が考えてみるべき課題であると私は思います。

以前このブログでも考えてみたことがありますが(2006-8-11)、サプリメントなどというものは生活の基礎基盤がかなりしっかりしていて、成熟度の高い社会の上でのみ存在が生きるものなのであって、それを差し置いての存在価値を問えるものではないのです。

今回の事件でふたたびそのことを思い返しました。

次回の更新は2/14(木)です。