2006/04/28 カテゴリ: 健康のための運動 : 

「模範的な運動計画」は、まず団塊の世代のために

前回、実行可能な運動計画が必要であることについてお話しましたが、ここでもう一度ポイントを整理します。

メタボリックシンドローム(生活習慣病)対策としての健康運動を実行できる、時間と動機を持ちえるのは、定年引退後比較的時間に余裕があり、かつ現実に内臓脂肪型肥満・高脂血症・高血圧・高血糖などの危険因子を持ってしまった人々です。言い換えれば、これからの人生をよりよく迎えるために、それらのリスクを軽減するという、それなりに切実な動機をもった人々であるといえます。



特にこれから続々と定年を迎える団塊の世代にとって、重要な試金石になると思われます。従って、ぜひ正しい効果が期待できる健康運動を計画し、実行して頂きたいと思います。

しかし、現役引退前あるいは働き盛りにある40-50代の人々にとっては、そもそも健康運動をする時間そのものが不足していること、健康リスクに対する意識が低いなどの点から、せっかくの健康運動プログラムでも、「わかってはいるけど、やっていられない」ものに終わる可能性が高いといえます。

また、70歳80歳を超えた多くの方にとっても、理想的な健康運動を継続的に行うことは体力的に難しいでしょう。

ですから、それら中年現役世代と、高齢世代には別の提案が必要になってきます。次回はそのことについて少し考えてみたいと思います。

(つづく)次回の更新は5/2(火)です。