2006/06/13 カテゴリ: メタボリックシンドローム : 

「メタボリックシンドローム」論議の空洞化 (2)

学問研究の成果を問う際に重要なことのひとつは、それを一般の人にできるだけわかりやすく説き、いかにして日常生活の役に立たせる実効性に結びつけるか、ということです。

いくら高邁高尚な理論であっても、現実に生かされなければ意味がありません。

そのために多少厳密さを欠いても、目的の大要を達せられるようなメッセージに還元することが必要になります。

「腹回り85cm以下をめざせば健康になれる」などというと、「南無阿弥陀仏を唱えれば西方浄土に成仏できる」と念仏を説いている宗祖のような感じになりますが、私は案外この両者には共通点があると思います。



布教というのは、ひとりの天才超人によって開かれた思想を広くわかりやすく伝えることです。

天才によって得られた悟りの境地、本質部分というものは、常人には理解できない難解なものでしょうが、それをシンプルな「念仏=メッセージ」に還元するという方法は、かなり究極の発想だと思われます。

メタボリックシンドロームをこれになぞらえて考えれば、その「本質部分」は例えば次のような説明になります。

(つづく)次回の更新は6/16(金)です。