2012/11/15 カテゴリ: 健康 : 

健康であることに飽きる?

人間だけなのかどうかわかりませんが、少なくとも私たちは何に対してであれ、ものごとに飽きてしまうようにできているようです。

お金などにしても大金を手にできる境遇になったとしてもその当座はうれしいかもしれませんが、すぐにその状態に慣れてしまってもっとたくさん欲しくなる、逆に状況が少しでも悪くなると不満を感じてしまいます。











お金だけではなく、およそどんなにすばらしいものであっても手に入れてしまったものについては時とともに感動や感謝の念が薄れてしまいがちです。

健康についていえば、たとえば「胃の存在」について忘れているときはきまって胃が健康なときです。

逆に胃が健康なときには「胃の存在」について忘れているのが普通です。

ですが私は後者の場合、つまり身体が健康なときに健康である状態に感謝することは意識すれば何とかなるし、それが非常に大事なことなのではないかと考えています。

仮に、いま胃癌を患った人があり余命何か月といった宣告を受けたとします。

そしてその人があらゆる努力の末に奇跡的に完治したとします。

その当人や周囲の人にとってそれは無上の喜びであるはずです。

ところで、今このブログを読んでおられるあなたは胃癌ではないとします。

その状態は「闘病の末」にそれを克服した人に比べて格段に好ましい状態にあるに相違ありません。

けれどもそれに対して本日現在何か特別に感謝しておられるということはないでしょう。

私は、そんなことを考えるとき、自分が健康である思われること(あるいはもっと具体的に脳神経、筋肉、骨、消化管、呼吸器、皮膚等々あらゆる部分について健康であることについて)感謝してみることそのものが、ただそれだけで大変有効な養生法になるのではないかと考えています。

つまり健康であることに飽きてはいけないだろうと思うのです。


次回の更新は11/22(木)です。