2013/03/14 カテゴリ: 食生活 : 

食事のバランス、案外むずかしい 

バランスの良い食事をとればよい、ということは耳にタコができるくらいいろいろなところで聞かされることなので、その言葉に出会うと「ああまたか」という気がしてくるものです。









ただそうはいうものの、実際にバランスをとるということは必ずしも簡単ではないのかもしれません。

最近はコンビニや駅の売店などでもいろいろなメニューが簡単に買えるようになっています。

たとえば「幕の内弁当」などはかなりバランス的にも質的にも優れた内容のものだと思います。

世界中見渡してもこれほど優れたメニューが手軽に摂れる国は日本をおいてなかなかないでしょう。

あと牛丼チェーンのファストフード店で食べられる定食なども、ごはんのほかに牛肉、味噌汁、サラダがあり、あとトッピングに卵などつければこれも栄養的にはかなりよくなります。

けれども、コンビニにはいっていわゆるスナック菓子などの棚をめぐってみると、ここは圧倒的に炭水化物(糖質)を主成分とするものが多くなります。

あるいは急いでいて忙しい時に空腹を満たしたいと思って冷蔵庫をのぞいてみたとき、そこにお肉の塊や魚の切り身があるからそれを食べるというようなことにはなりにくく、テーブルの上にロールパンがあればそれを食べるとか、ポテトチップスがあればとりあえずそれをかじるとか、そういうことになりがちです。

つまり私たちが普段の食事で「手をかけまい」とするとき、さっと手に入るものといえば主に炭水化物主体のものになる傾向があるようです。

実際日本人の場合、行動範囲が狭まる高齢者になると摂取エネルギーの全体に占める炭水化物の割合はぐんぐん上がってくるのです。

もちろん炭水化物はもっとも食べやすく、また身体や脳にとって基幹となるエネルギー源ですのでそれはそれでよいのですが、ただ放っておくと傾向としては「炭水化物摂り過ぎ」に傾くということは事実のようです。

逆にいえば、「タンパク質や脂肪だけ」を摂取するということが案外容易ではないということ、つまり「バランスの良い栄養」を考えて取り続ける、しかもカロリーも適正量に保つ(さらに適度な運動を加える!)ということになると、これはかなりのスキルが必要だということになりそうです。


次回の更新は3/21(木)です。