2006/08/18 カテゴリ: ダイエット : 

カロリーコントロールを気にする場合の食事の摂り方に関するヒント(2)

早食いをすると太りやすい、ということもよく言われてきました。それは、「早く食べる人の方が、食べる分量だって多いからだろう」、そういうふうに考えられてきました。

ところが、従来よりもう一歩進んだ、「早食いに関する統計データ」が、名古屋大学の玉腰浩司先生(公衆衛生学)の研究室から発表されました
(参照:8月13日付け朝日新聞、http://www.asahi.com/health/news/TKY200608120369.html)。35歳から69歳までの男性3737人、女性1005人を対象とした研究です。



その結果、食べる速さが「ふつう」である男性の平均的な体格(身長168.3cm、体重64.8kg)を基準値として比較すると、「かなり早食い」の傾向にある人は3.9kg重め、「かなり遅食い」傾向の人は3.0kg軽めだったとのこと。

女性の場合では、同じく平均的体格(身長156.6cm、体重52.8kg)を基準値とすると、「かなり早食い」で3.2kg重め、「かなり遅食い」では2.7kg軽めだという結果が出たそうです。

これはつまり、同じ分量を食べる場合であっても、食べる速さによって栄養素の吸収に差が出てくるということのようであり、「早食い=大食い」という従来思われていた傾向が、さらに強まるということになります。

こういった食事の摂り方に関するちょっとした知識は、昔からいろいろ知られていますが、単純に思われるような理屈であっても、今回の調査のように改めてきちんとしたデータとともに確認されるということは、非常に重要で心強いことだと思います。

(つづく)次回の更新は8/22(火)です。