2014/12/25 カテゴリ: つれづれ : 

ゆく年に

今年一年間このブログにおつきあい下さいました皆さまに心より感謝致します。

ありがとうございました。

私はカレンダーに自分の体重と体脂肪率を書き込んでおくのですが、こうしておくと年末年始などの区切りに古い記録を取り出して1年前、2年前の数値とが比較できて参考になります。

因みに先ほど確認しましたら、私はこの2年間ほぼ同じレベルだったとわかりましたので、まずまず安心したところです。

一日毎の変動や週単位での変動などよりも年の単位で何がどう変わったのかということにはより大きな意味があると思います。

ところでついこの前選挙では、争点として(最近はマニュフェストなんて言わなくなりました)に消費税増税や集団的自衛権、経済の活性化などたくさん上がっていました。

しかしながらあれだけたくさんの政党がありながら「国民が医療費の助けを借りずに健康になる方策をたてよう」といった公約を掲げたところはひとつもありませんでした。

医療費がこのまま増え続ければ自治体や国の予算が破綻する、という話は出ていたかもしれません。

けれどもその対策はというと「増税」あるいは「議員定数を削減してコストダウンする」「医師の数を増やす」といった次元のことしか挙げられることはなかったと思います。

現在の国の借金(国債借入れ残高)や今後の高齢化社会における医療費負担を「増税」によって賄おうとすると消費税はなんと30%以上に上げなければならないという推計が多くの専門家から出されています。

30%以上の消費税というのは計算上の数値としてはたぶん間違っていないのでしょうが、およそ非現実的なことと思われます。

将来の歳出予想額の相当部分を医療費が占めているのですから、これを削減することによって得られる効果は非常に大きいでしょう。

しかしそれは医療費の個人負担率を上げることや薬価を切り下げることあるいはジェネリック医薬を推奨して行くこと、医師の診療報酬を安くすることなどによって実現されるものではなく「そもそもどうすれば医療のお世話にならずに済ませられるか?」というところにポイントがある、私は固くそう思っています。

国民皆保険というのはたいへんありがたい制度ではありますが、1割とか3割の値段を支払うだけで医療や医薬品という一種の商品(お金との交換価値があるという意味で)を入手できるわけです。

たとえばワインや乗用車などを買おうとした時に「1割負担」で入手できるとしたらそれは実に「9割引き」の大特価で手に入れたのと同じことです。

けれども実際には割引どころか実価格に8%だか10%だかの税金がかけられるのです。

医療の役割というものを煎じ詰めれば、「身体の自然治癒力の手助け」をすることです。

ところが一般には「医療が病気を治している」と錯覚されています。

この「一般」には政治家も含まれていて、この点が理解されていません。

だから選挙の争点にはあがってこないのです。

単に一過性であるところの、バターが不足することよりも、原油や日本円が値下がりすることに大騒ぎすることよりもこの「医療にまつわる錯覚」から覚めて各個人が「賢明な健康の確保」をしっかり担保することの方がずっとずっと重要なことである、私はこのように考えています。

そしてまたそうして手に入れた健康は単なる手段に過ぎないわけですので、それをもってどんな目標(生きがい)を「100年間の人生」のおわりまで維持し続けるのか?

来年はこの「身近な大テーマ」から目をそらさずに進んで行きたいものだと思っています。

何だか重苦しいトーンでのしめくくりとなってしまい、申し訳ありませんでした。

年末年始はまた大寒波の予報もあります。

皆さま方におかれましては、くれぐれもお風邪など召されませんように。

それでは良いお年をお迎えください!


次回の更新は1/8(木)です。