2015/10/01 カテゴリ: つれづれ : 

重要でも緊急でもないこと、こそ重要!?

『七つの習慣』という人生マネジメントについてのベストセラー本があります。

ここに説かれていることのひとつに「重要なこと」「重要でないこと」「緊急なこと」「緊急でないこと」の4つについてどのように時間管理をするかという問題があります。

ここで説かれていることの主旨は次のようなことです。

人間だれしも「緊急なこと」についてはそれが重要であれ何であれ何とか対応しようとするものだということ、そして「緊急ではないが重要なこと」をいかに行えるようにするかが最も重要だということです。

それはほんとうにその通りだなあと思います。

ただ、非常に興味深いのは人間時間ができるとえてして「重要でも緊急でもないこと」に時間を潰してしまうという指摘です。

なるほど、思わぬ時間ができたときこそチャンス!「緊急ではないが重要なこと」をするにはうってつけのはず、なのですが実際にはさほど見たくもないテレビを見ていたりスマホでネットサーフィンをしていたり、ということになりがちです。

そんなことをしているからまた時間のプレッシャーがやってきて緊急時に追いまくられることにもなるわけです。

ところが、最近私は「重要でも緊急でもないこと」に対してもうまく身を処して行くというところにも案外人生の妙味があるのではないかと思ったりもしています。

逆にこの領域がゼロになってしまった人生というのは(充実しているのかもしれませんが)それだけではまたとても味気ないような気がするわけです。

たとえば人生も晩年になれば周囲はまさに「重要でも緊急でもない」ことで満たされます。

この状態で人生を楽しむことができないとしたら、これはちょっと悲しいことではないでしょうか。

このことは健康についても似ているようで、「心身に悪いことはいっさいしない」と神経質になりすぎる生活は案外健康寿命を縮めてしまうのではないかとも思います。

健康について考えていくはずのこのブログで不健康なことを奨励するというのは矛盾するようなのですが、こういう「あそび」を巧妙に配置して行くことが長い人生の健康寿命にとってプラスになるようにも感じるのです。

ただし「あそび」というのは何らかの制約・節制が基本にあるからこそ楽しいともいえるでしょう。

つまり結局「緊急事」「重要事」「非緊急事」「緊急事」のバランスを自分なりにオリジナルなアレンジができるかどうかが「最大の重要事」なのではないかと思います。


次回の更新は10/8(木)です。