2016/10/20 カテゴリ: つれづれ : 

「おいしくない」チョコレート考

ポリフェノールがたくさん含まれていて健康に良いという話を聞きましたので先日「カカオポリフェノール高含量のチョコレート」を探しにスーパーに行きました。

最高含量の商品は95%、その次が86%とあります。

このふたつをためしに買ってみました。

最初に95%の方を食べてみたところ・・・・!

ウン? なんだこれは、という感じでした。

改めて箱をみてみると、「非常に苦いチョコレートです」「1枚でポリフェノール142 mg」などと書いてありました。

ちゃんと断り書きがしてあるだけのことはあるなあ、と妙な納得をしながら何とかかんとか食べたのですが、もし何も知らない人がこれを食べたらチョコレートの形をした別のものだと思うんじゃないかと思えるような、そんな風味でした。

86%の方はそれに比べればまだしも普通のチョコレートに近いように感じられましたが、それでもこれをいきなり食べたら滅茶苦茶苦いチョコレートだと思うはずです。

わずか9%のちがいでこれほどまでに大きな差があるとはちょっと意外でした。

ただ、どちらの製品についても何といいますか一種の「効く効く感」のようなものが感じられたのは事実で、これは健康に良いんだということが理解されていたらまた買ってみようかなと思わないではありません。

それに、こういう味と風味のチョコは「食べた感」が強い反面、ついパクパクと食べ過ぎになる心配がありません。

考えてみれば、コーヒーにしても何十品種かがありますが、ブラックで飲んでその違いを楽しめるのは相当なコーヒー通です。

実際子どもたちが好きな口あたりのよい飲み物は「淹れたてのブルーマウンテン」ではなく、昔ながらのコーヒー牛乳の方にちがいありません。

このように考えてくるとカカオ95%のチョコレートにしてももっと食べこなしてくれば味わいが理解できてくる可能性があると思います。

平均寿命が90歳に近づこうかという世の中にあっては、どうも「おいしいもの」というのは健康機能とは逆の関係にあるのかもしれません。

つまり、一見「おいしくないもの」の中に価値を発見して行く時代になってきているのかもしれないということです。

そういえば、だいたい「食通」の好むたべものにとっつきやすいものはまずないようです。


次回の更新は10/27(木)です。