2016/12/01 カテゴリ: つれづれ : 

師走到来

とうとう今年も師走に入りました。

この前ある本を読んでいたら月日の経過が早く感じる理由について興味深いことが書いてありました。

子どもの頃にそんなに早く感じない理由は見るもの聴くもの、世界がまだ経験したことのないものに満ちているからだという仮説があるそうです。

まだ通ったことのない道を歩く場合、初めて見る長編映画を観る場合、この先どれだけ何が続くのかわからない状況にある時には人間その時間を長く感じるものです。

逆に行きなれた道、見たことのある映画を観るときには「あとこれだけ経ったらここに出る。こんなシーンになってこう展開する」ということがわかっていますから、残る体力や気力の調節がより容易になるということは十分考えられるでしょう。

ということは逆に、未経験のことをするように心がければ月日は長く感じられるということになります。

読んだことのない本を読む、聴いたことのない大曲を聴く、はじめてのところを旅行する、などなど、改めて考えればそういう経験をする機会はたしかにどんどん減ってきているように思います。

一方私たちは昔より格段に頻繁にウェブを使って新しい情報やニュースを浴びるようになっていますが、こちらの方は新しい刺激ではあってもブツブツに途切れた断片情報が降ってくる中を通過しているわけですので長編小説や旅行のような一貫性がありません。

ニュース画面やメール、SNSを通じた情報は個々には新しくてもトータルにみれば同じような行為の繰り返しに過ぎません。

そんなことに気付きながら来年から、と言わず、今月から是非「新しいまとまった経験」に触れるようにしてみようと思います。

とはいえ、そんなに簡単に日常が許してくれますか、どうか・・・・!


次回の更新は12/8(木)です。