2017/03/16 カテゴリ: つれづれ : 

なごり雪、今日このごろ

「なごり雪 (名残雪)」を辞書で引きますと、春になってもとけないで残っている雪、春が来てから降る雪、などと出ていました。

春は新生活が始まる次期でもあります。

新生活のはじまりはある人にとってはこれまでのくらしとの別れの時期であるかもしれません。

伊勢正三さんの名曲「なごり雪」はそんなせつない季節のドラマをあざやかに表出させた名曲です。

私はティーンエイジャーのころかぐや姫の『三階建ての詩』というLPアルバムでまだ有名でもなかったこの曲をはじめて聴いたときの強い印象をはっきり憶えています。

一方社会人になってしまいますと、そんなロマンチックな季節の変わり目に心を動かされる節目感も薄くなり、ついこのまえ年末年始のあいさつを交わしたと思ったらもうさくら前線の予報、そしてあっというまにまた一年が過ぎてゆくような気がします。

ところで、そういうメリハリ感が希薄な昨今ではあってもこのシーズンは「三寒四温」「暑さ寒さも彼岸まで」などという古くからの言葉であらわされているようにとかく体調の管理の難しい時期であることは確かです。

花粉のケアもして行かねばなりません。

こんなことばかり書いているとメランコリックになって「春のウツ」を誘導してしまいそうになりますが、春の本領はやっぱり明るさ、たのしさ、美しさ、という前向きなイメージにあるにちがいありません。

いま春が来て君はきれいになった
 
去年よりずっと、きれいになった

・・・名フレーズは何年経っても色あせないものだなあ・・・と思います。

おだいじに、そしてよい春をお迎えください。


次回の更新は3/23(木)です。