執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : つれづれ : 
2017/05/18 (9:00 am)
かつて上方で林家小染という噺家がいました。

この人は好角家(相撲好き)でも有名で、懇意にしていた力士も少なくなかったようです。

力士と言えばもちろん大食漢も多いわけですが、小染さんによれば中でも飛び抜けていたのは福の花という人だったそうです。

小染「関取、焼き肉やったらどのくらい食べられますか?」

福の花関「焼肉か、どのくらいやと思う?

小染「さあ、私も噺家の中ではよう食べる方で、7−8人前くらいやったら食べられますさかい、関取やったら20人前ぐらいですか」

福の花関「いやいや53人前や」

小染「53人前!?」

いくら巨漢の力士とはいえこの食欲は超弩級ですが、これに対する小染さんのコメントがおもしろかった「こらすごい。なんせ、ひとクラス分の給食を一人で食べるようなもんでっさかいなぁ!」(爆笑)

なるほど、途方もない胃袋です。

ところでこの前テレビで女性の大食いの人が競い合う番組をみました。

こういう人たちはフードファイターと呼ばれるのだそうですね。

数人の札付きの実力者がハワイで何日かにわたって次々にいろんなメニューを平らげてゆくのですが、1キロのT-ボーンステーキあり一羽丸ごとのチキンあり丼ものありラーメンあり、と、それはそれはこれでもかというくらいのたべものがあっという間に女性たちの胃袋に流し込まれて行きました。

最後の決勝戦となったラーメンでは皆15杯前後も平らげていたと思います。

これを見ていて不思議に思ったのは、こういう女性フードファイターの人たちというのは決して太ってもいないし大柄でもないことです。

見た目はふつう、というよりむしろ小柄な人が多いようにみえます。

以前ギャル曽根という女性フードファイターがどんどん食べているところをレントゲンで撮影しながら調べて行くのを見たことがあります。

論評していた消化器内科のお医者さんも「こんなに大きくなった胃袋はみたことがない!」と仰天していました。

なんでも通常の15倍だかの大きさまで膨張しているんだそうです。

まあそうでもなければ数キロ以上におよぶ食材を食べ続けることはできないでしょう。

ともかくレントゲンでは胴体のほとんどが胃に占拠されているように見えていました。

この人たちの身体がどうなっているのか、想像するしかありませんが、食べた物が吸収されないか、ものすごい速度で燃焼しているか、そんなところでしょう。

しかしもし吸収されないのだとしたら、普通の食事ではもたないはず、なのでそんなことはないと思います。

食べた端からどんどん燃焼しているのだとしたら・・・そのエネルギーは特に運動もしていないのであれば熱になるはずです。

けれども体温は平熱のまま・・・ガンガン燃えている、のでもなさそうです・・・。

仮に非常な速度で燃焼しているのだとしたら、普通の食事をしているときにはたちまちエネルギー不足になってしまうにちがいありません。

力士であれば大きな身体に吸収され、はげしい稽古が求めるエネルギー需要に対応してそれなりにバランスするのだと思いますが、小柄な女性の場合には本当に不思議なことです。

幽門という、胃から十二指腸につながる出口が閉塞したような状態になると「胃拡張」という病気になりますが、この場合にはたちまちにして嘔吐が起こったりして身体が受け付けなくなります。

いずれにしても私はその番組をみている間ずっと不思議だ不思議だと繰り返し思っていたばかりで、感心もしなければとくに面白くもありませんでした。

危険極まりない行為なのでこういう番組は如何なものかと思いますが、そもそもそういう特殊な体質の人は「やってみようかな?」という気持ちになるのでしょうね。

人間どんなことであっても「やってみようかな」という気になることについては適性があるということなのかもしれないな、などとあらぬ方向にまで思いが及びました。

それにしても・・・いやはや・・・!


次回の更新は5/25(木)です。

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