執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : 健康 : 
2017/08/10 (9:00 am)
わたしたちが食べる食品や食材は非常に多岐にわたっています。

一日に30種類以上の食物を食べましょう、とも言われます。

さらに実際の肉や魚、くだものや野菜の中にはさらにおびただしい数の成分が混在しています。

おそらく一つの食品の中に含まれている成分は少なく見積もっても30種類は下らないでしょう。

そう仮定すると、30種類の食物を食べるとその中の成分は(重複もありますが)まあ数百種類以上ということになるのではないでしょうか。

すばらしいのは、それだけいろいろなものが混在していてもそれらが消化管を通過して行く間に各成分ごと、確実に決まった扉から体内に吸収されて行くということです。

たとえば肉を食べたとき、そこに含まれる20種類ほどのアミノ酸は「アミノ酸専用」の扉から吸収されて行きます。

調理に使った塩に含まれるナトリウムも決まった入り口から入って行きます。

水でさえアクアポリンという専用口(受容体:レセプター)から細胞の中へ入って行くのです。

これは驚くべき精密なソーティング(決まったものをその種類ごとに分類して集めてゆくしくみ)です。

無数の成分が美しくソーティングを受けて取り込まれ、さらに肝臓に運ばれてもっと厳密に分類され、腎臓で要不要に応じて取捨選択された後に血流に乗って身体中のひとつひとつの細胞にくまなく必要なものだけが必要な量だけ届けられるというわけです。

この気が遠くなりそうな仕事を、身体は生まれてから死ぬまでまったく休まずに続けています。

前回このブログで「使わない臓器は加齢とともに店じまいをはじめる」という話を書きましたが、この観点からいえば「使わないレセプターは退化する」可能性があります。

こういうすばらしい仕組みを利用しないのはとてももったいない。

できるだけ色々な食材を楽しむことはやはり理にかなっています。


次回の更新は8/17(木)です。

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