執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : つれづれ : 
2018/04/26 (9:00 am)
少し前、中国に行きました。

お昼ごはんの時間、知人に連れられてとあるビルの食堂に行きました。

一種の社食のようなものですが、なんとも大きな食堂でした。

ごった返す人の話し声が飛び交い、いかにも昨今の中国らしい強い活気と熱気を感じる空間です。

日本の大学の食堂のようなシステムになっており、麺やご飯類などの大まかな選択に従ってトレーをもって列をつくり、それから思い思いのメニューをピックアップしてゆく形式です。

私はラーメンを食べるべく、麺類のところで並びました。

トッピングを選べるというのでまず高菜風の刻んだ煮野菜を頼み、賄(まかない)のおばさんに「肉は?」と聞かれたので豚肉の煮込みを指さしました。

そうすると、高菜も豚肉も実に大きなお玉でガバっとすくい取られ、どかんと大鉢のラーメンにのせられました。

トッピングというにはあまりに巨大なもの。

食べ始めるとまあまあ味はよかったし、骨付きの豚肉も柔らかくてなかなかいけました。

ところがこのトッピング、食べても食べてもいっこうに減りません。

かき分けるようにしながらようやく麺にたどり着いたところ、早くも満腹感がやってきました。

なにぶん知り合いにおごってもらっている形なので残すのも悪いと思いましたが、脂汗が滲んできてほどなくギブアップせざるをえませんでした。

ところが私の知人、のみならず多くの人も完食しないでそのまま返却口に持って行っていることがわかり、こんどは少しほっとした次第。

次に驚いたのはその残飯の量です。

洗い場のところにみるみる積みあがって行きます。

これがすべて廃棄されるのかと思うと自分の食べ残しにもかなり気がひけました。

中国では出されたものをすべて平らげると「おかわり」を要求していることを示す、そんな意味があるのだそうで、だとすれば「残す」ことにもそれなりの文化や慣習があるのかもしれません。

中国の健康法や医術は紀元前3世紀ころにはすでに堂々たる文献として体系化されておりその基本は現代にも踏襲されるほどの完成度です。

日本ではようやく起源3世紀において、未だに居場所を突き止めるのもむつかしい「卑弥呼の時代」だったわけですから当時の両国の文化レベルの差異には圧倒的なものがあります。

医食同源といった概念も大昔の中国で謳われたものです。

しかしながら今回の昼食風景から受ける印象では、現代の中国にはそのような立派な健康リテラシーはあまり知られていないのではないかと思ってしまいました。

もし中国の少なからぬ割合の人々がメタボになって糖尿病から腎不全、動脈硬化、脳梗塞などが広がってしまったらと思うと、そのスケールはとても日本の比ではありません。

他国のことを心配している余裕があるのかどうかはともかく、あのランチの諸々の情景にはさまざま考えさせられることが多かったのです。

PS:次回はGW中ですので一回お休みを頂き、5月10日のアップとさせて頂きます。

どうぞ楽しい連休をおたのしみください!


次回の更新は5/10(木)です。

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