執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : L-カルニチンについて : 
2018/05/17 (9:00 am)
L-カルニチンは運動前に摂取すると運動後の安静時(2〜4時間)に脂肪の利用が高まることが実験により確かめられています。

口から摂取したサプリメントは食道から胃に滑り込んでほどなく十二指腸に送り込まれます。

そこから徐々に小腸へ進みここで吸収を受けます。

小腸から門脈という経路を通って肝臓へ行き、そこから腎臓でいったん排泄されすぐに再吸収されます。

血流にのってこういう経路を巡りながら主として筋肉細胞の中へ移動し、そこで「仕事」をします。

仕事の中心となるのは脂肪を燃焼炉であるミトコンドリアの中へ運び込むことです。

運び込まれた脂肪はそこで燃焼してエネルギーが発生します。

ところがL-カルニチンは燃やした脂肪の量に応じて最後に「おつり」をもらってからミトコンドリアの外へ出て行き、ようやくそこで仕事が一段落します。

「おつり」とは「アセチル基」という小さな分子のかけらです。

おつりを載せたL-カルニチンは「アセチルカルニチン」という名前です。

したがって、血中のアセチルカルニチンの量を測ると脂肪が燃えたかどうかの察しがつきます。

燃えた脂肪の量が多いほど「おつり(アセチルカルニチン)」も多くなりますので、それで脂肪の量を推定することもできます。

ずいぶんたくさんのことを一気にお話ししましたが口から摂ったL-カルニチンは実際にこういう長くて一見まわりくどいような仕事を毎回のむたびにせっせとこなしているのです。

もちろんどんなタイミグで摂取しても大なり小なりこういう経路をたどりますが、エネルギーの需要が多いときほどそのあとの安静時に脂肪がたくさん使われますので、その時にL-カルニチンがタイムリーに供給されると都合がよいわけです。

基本的にL-カルニチンは毎日継続的に摂取することによって次第に筋肉に蓄積されてゆきL-カルニチンが豊富な体質になりますが(これをカルニチンステイタスといいます)はじめて飲んだその日から着実に働いてくれるという側面もあります。

こういうことはごく最近になってわかってきた事実です。

さまざまなサプリメントでこういう性質がわかってくると各々に最も適した摂取の仕方が開発されてくると思います。

まだまだこれからの分野です。



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ロンザ社はスイスに本社を置くL-カルニチンの最大手原料メーカーです。
ロンザ社が製造するL-カルニチン「カルニピュア TM」のロゴマークは、ロンザ社のL-カルニチンの安全性を示す「品質」査証のシンボルです。


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次回の更新は5/24(木)です。

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