執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : L-カルニチンについて : 
2018/05/24 (9:00 am)

L-カルニチンの摂取タイミング(3)

前回L-カルニチンは摂取してから2-4時間以内に吸収されるのみならず脂肪燃焼の仕事を早速こなしていることについてお話ししました。

L-カルニチンのようなサプリメントは(空腹時にそれ1種類しか飲まなければ)比較的シンプルにその吸収のされ方や働きを追うことができます。

しかし考えてみれば私たちが常日頃食べている食事に含まれている成分の数は微量なものも併せればおそらく何千種類にも及ぶと思います。

それらの栄養素が高々24時間できれいにソーティングされて必要なものが必要なところで使われる、要らないものは体外に出される、という身体の「ふるい分けシステム」の巧妙さには驚きます。

L-カルニチンも肉の赤身などに多く含まれていますが、食べたお肉が数メートルに及ぶ小腸を通過して行く間に8割方きちんと吸収されることがわかっています。

ですから、お肉を食べたとき(食前でも食後でもよいと思いますが)そこでL-カルニチンを飲むとうまく吸収されやすいと予想することもできます。

実際、L-カルニチンを豊富に含むラム肉を食べると同時にL-カルニチンをサプリメントとして摂取する試験をしたことがありますが、吸収されるL-カルニチンの血中濃度のパターンはピークが一つ、つまり同じ速さで体内に取り入れられていることがわかりました。

これもひとつの摂取タイミングについての考え方だと思います。

一報これとやや違うのが漢方薬です。

漢方薬の多くは数種類の植物エキスをもとに決まった分量比で配合してあります。

これはちょうど室内楽のようなもので、さしずめ5成分であれば弦楽五重奏が奏でられるのに似ています。

全部があわさってひとつの曲ならぬひとつの効果が表れるのです。

従って他の雑多な食品成分が共存すれば、あたかも大きな雑音にさらされるような感じになるでしょう。

恐らく漢方薬が「食間」を摂取服用のタイミングとしている理由にはこういう背景があると思われます。

同じように複数の漢方薬を同時に摂取すると、たとえばある弦楽四重奏と五重奏がひとつの部屋の中で鳴っているような奇妙なことになってしまいます。

こんなわけで漢方薬を複数同時に服用するということは原則NGというわけです。

このように摂取タイミングの理屈を知って飲むことによって実際の効き目は大分違ってくるだろうと思います。



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ロンザ社が製造するL-カルニチン「カルニピュア TM」のロゴマークは、ロンザ社のL-カルニチンの安全性を示す「品質」査証のシンボルです。


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次回の更新は5/31(木)です。

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