執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : 健康のための運動 : 
2018/06/07 (9:00 am)
非常に肥満した人がL-カルニチンを摂取すると運動なしでも痩せる場合がある、 という話を前回しました。

では一般的な「ちょいメタボ」あるいは「痩せている人」の場合ではどうなるでしょうか。

運動なしでL-カルニチンを飲むだけで痩せたという人の場合、それはもともとL-カルニチンが体内で不足状態にあった、飲むことによってそれが補われたということでもあります。

つまり不足している場合にそういうレスポンス(脂肪燃焼)が促進される、これがキホンになります。

ちょいメタボの人では「やや不足状態」になっている可能性はあります。

この場合は少し積極的に有酸素運動など行うとそのエネルギー需要に対してL-カルニチンが「やや不足」から「不足」状態に変わります。

L-カルニチンは不足状態で効きますから運動をプラスすることでより脂肪燃焼が起きやすくなると考えられます。

やはり「L-カルニチンを飲んで痩せるためには運動した方が良い」のです。

では痩せている人の場合はどうでしょうか。

痩せている人では通常L-カルニチンが不足していないと仮定できます。

このときにL-カルニチンを摂取しても特に何も起こらないでしょう。

けれど痩せている人でもランニングなどの運動をする場合には新たなエネルギー需要が生まれます。

その場合のエネルギーは走る前に摂った食事と体内に蓄えられたグリコーゲンや脂肪から調達されます。

たとえば10キロを走る場合数十グラムの脂肪が使われる見当になりますが、このエネルギーが「不足分」になりますので、L-カルニチンの摂取効果はここで発揮されるはずです。

結論としてL-カルニチンの摂取は「それが不足している人」、「不足している時」に効果が表れやすいということです。

この結論には何ら意外なところはないかもしれません。

逆にそれを飲めばどんな時、どんな人でも脂肪がどんどん燃えるというようなサプリメントや薬があったとすれば、これは生命維持に必要なエネルギーを無差別に消費してしまうキケンなしろものだといえるでしょう。

L-カルニチンはもともと身体でも作られており身体にとっての異物ではありません。

だれの身体の中でも24時間365日働いていますのでたいへん厳密な制御を受けています。

その意味で不足しているかどうかをケースバイケースに見分けて対応してくれる成分ですので非常に安全性が高いといえます。


次回の更新は6/14(木)です。

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