執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : つれづれ : 
2018/06/14 (9:00 am)

「命の閉店時間」をちょっとだけ伸ばすには?

生きとし生けるものは生まれた瞬間から死に近づきます。

もう少し厳密にいえば動物は「次の子孫を設けた段階」から確実に死に向かい始める、ということです。

ヒトでも昆虫でも死ぬことによってこそある集団の大きさがバランスします。

現在ヒトの寿命はとびぬけて伸び続けていますから地球人口が爆発的に増えていますが、それでも百歳少し経てばヒト一人としての寿命は尽きます。

これはいわば命のスーパシステムとも言うべきものですから本当は死ぬことは生物としての完成、完了、すばらしいことなんだ、というふうに見ることもできるのかもしれません。

命が終わらなければ生息する場所から食料から、何から何まであっという間にバランスが失われ、ほどなく地球から生物は一掃されてしまうにちがいありません。

その意味で生物の多様性はこの地球上に命を維持して行くためにこそ必要なしくみとも言えます。

というわけで、生殖年齢を越したあたりから動物の身体(多くの細胞)はスーパーシステムとしての「死」を実現するためにフェードアウトに向かいます。

レストランでいえば「ラストオーダー」がかかって閉店が間近になってくるということです。

ただし、この閉店時間には個人差もあります。

でもいずれにせよ、閉店に向かうわけですので少しでも長く店を開けておいてもらうためには「客」としてどんどんいろいろな注文を出し続けることが必要になります。

たとえばそれは筋肉にちょっとした負荷をかけることであったり、汗ばむくらいに有酸素運動をすることだったり、新しい趣味をはじめたり・・・。

あるいは減って行く体内成分を補うことも一種の「注文出し」になるかもしれません。

こんな風に考えてみるとL-カルニチンのように齢を重ねる途上で老化と共に減少するサプリメントを補いながら少し運動する、ということの意味をちょっと違った角度からイメージ頂けるのではないかと思います。

ただ、過ぎたるは及ばざるがごとしとも言います。

あくまでも生命を立派に完遂するための方策なのであって永遠の生命を得たいわけではありません。

ほどほど、というのは難しくもすばらしいものだと思います。


次回の更新は6/21(木)です。

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