執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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2018/07/05 (9:00 am)
生まれてから次の世代を残すまでが動物の生命の基本的なパターンです。

実際多くの動物は子孫を残したらほどなくこの世を去って行きます。

ところがヒトだけは子育てに十数年以上の時間がかかるからか、おじいさん、おばあさんの年代になってからもずいぶん長生きします(日本の法律は18才成人制度に向かって動いていますが、多くの動物は18年も生きればすでに相当高齢の部類になります)。

そんなヒトではありますが老化は老化、活動量の減ってくる臓器から順に萎縮して行きます。

「廃用性萎縮」と呼ばれる現象です。

「廃用」つまり「使わない」だからもう片付けますよ、という自然の摂理が動き出すわけです。

これは中年後半以降かなり急速な勢いでほぼ全身的に同時並行で進んで行きます。

筋肉も減って行きますが、L-カルニチンのように筋肉中に存在する物質も加齢とともに減少していきます。

こういった「細胞の店じまい」は皮肉なことにバリアフリーにするとますます進んでしまいます。

ある程度「バリア」は生活の中に残っていた方がよいのです。

そこにエスカレーターがあれば乗ってしまい、車を多用する生活はすべてバリアフリーに向かった設計になっています。

なので体中のあちこちが店じまい蛍の光でラストオーダーをとりに来るタイミングになったら「注文」しなければなりません。

車を控えて歩くこと、エスカレーターをやめて階段を二段飛ばしで昇ること、これらは皆よい注文になります。

もちろんジムで筋トレをするなどは立派なラストオーダーです。

とはいえ閉店間際に食べられもしない大量のオーダーを出したりするとこれも具合が悪い。

関節は擦り切れ、眼のレンズは濁ってき、筋肉は損傷して全身がだるくなってきます。

ですから中年後半から高齢期の運動はやんわり、じわじわ、くり返し、こまめにオーダーするのがよいのですね。

私もご多分に漏れず慢性の肩こり、時に五十肩、ぎっくり腰などに襲われて辟易することがありますが、こういうときにも痛いからといって寝たきりでいるとかえって筋肉内の血行が途絶えて硬直が進みます。

なので、少々痛くても立ったり歩いたりしたほうがよいということです。

「ちょい筋トレ」はほんとうに効果的なようで、そうしている間には新しい筋肉組織が高齢でも作られてきます。

「ちょい筋トレ」で保たれている筋肉(ハードウェア)があればそこにL-カルニチンを補うことでとても都合のよいエネルギー代謝状態が得られるようになります。

もちろん筋トレ後には過不足のないアミノ酸が使われて新しい筋肉ができてきますからタマゴやお肉、プロテインなどを補ってあげればより合理的です。

逆に使わない筋肉はどんどん溶けだしてしまってエネルギー源として火にくべられます。

筋肉もまた身体にとっては使いやすい燃料のひとつなのです。

店じまい前のプチオーダーは脳の健康にも筋肉の健康にもとても効果のあるアンチエイジング法といえます。


次回の更新は7/12(木)です。

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