執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


下記「お気に入りに追加」ボタンをクリックするとブラウザの「お気に入り」に自動追加されます。(Internet Explorerでのみ有効)


カテゴリ : 健康 : 
2018/11/08 (9:00 am)

ダイエット、はじめの第一歩(4)

ダイエットを行う場合に最も気になる課題はリバウンドです。

リバウンドは血糖値が低下した時に起こりやすくなります。

低血糖になると脳や赤血球が悲鳴をあげますが、リバウンドはその悲鳴の一種にほかなりません。

そこで血糖値を維持するためにはデンプン質や糖類を食べることが手っ取り早いのですが、これをしすぎると前回お話ししたような「肝臓グリコーゲンをきれいに空っぽにする」ということが実現できません(のみならず急激な血糖上昇につながり、これはこれで好ましくありません)。

一方脂肪は残念ながらいくらがんばっても糖質にはとって変われません。

ここでタンパク質が重要となります。

タンパク質はアミノ酸が連なってできていますので、これが消化されればたくさんのアミノ酸が生じてきます。

主なアミノ酸は20種類ありますがそのうちリジンとロイシンというアミノ酸を除くその他18種は主に肝臓に吸収されてブドウ糖に変化することができます。

つまり、お肉やタマゴ、魚、大豆などを食べることでブドウ糖がつくられるというちょっと意外な話です。

このような反応(アミノ酸がブドウ糖に化ける反応)はご飯やパン、お菓子などでお腹を満たした状態では決しておこりません。

炭水化物からブドウ糖が十分に供給されている間はそれを使っていればよいわけですので、わざわざアミノ酸をブドウ糖に変えるという離れ業をやってのける必要はないのです。

というわけで、お肉や豆類を食べることは低血糖つまりリバウンドを防ぐことにつながります。

では、こういったタンパク質を食べなければどうなるでしょう。

低血糖が起こりやすくなる、と同時に筋肉などのタンパク質が融かされてきます。

なぜならば(生き続けるために)筋肉を融かしてそこからアミノ酸を生み出し、それをブドウ糖に変えるという方向に身体の代謝は進んで行くからです。

タコは飢餓時に自分の足を食べて生きながらえるといいますが、ヒトでもこれと同じようなことがおこるわけです。

「健康スリム」になることと筋肉が減って行くことはかなり意味が異なります。

健康スリムはやはり「持ちすぎの体内脂肪」を適正量に調節することにつきます。

ですので、リバウンドしかけているな、と思う時には炭水化物や糖類を無茶食いするのではなく、タンパク質の十分な摂取を行うことが冷静な選択だといえます。


次回の更新は11/15(木)です。

  |  トラックバック数 (0)

このエントリのトラックバックURL
http://www.l-carnitine.jp/blog/modules/weblog/weblog-tb.php/732

毎週木曜日更新!健康に関するクイズ!
企業・研究者様向け“L-カルニチン”総合案内
本サイト運営企業。L-カルニチンの世界最大手メーカー
L-カルニチンサイト(英文)
id: 
pass:   
 
Copyright © 2005-2013 LONZA Japan.All Rights Reserved.