執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : 健康 : 
2018/11/29 (9:00 am)

右か左か?

完全な習慣になってしまっていれば別ですが、あまり気にしない一見些細なあれこれについて、私たちは朝起きてから寝るまで右か左か、実にさまざまな選択肢に迫られながら生きています。

朝ごはんに何を食べるか(食べないか)、どんなネクタイをしめるか、客先での会議のために何時のバスに乗るか、電車の何両目に乗るか、ランチに誰と行くか、午後はどの仕事からとりかかるか、夜にどんなテレビを見るか、どんなお酒を飲むか、どのくらい飲むか・・・・。

これらはすべて偶然ではない、どころかその人の個性が逐一反映されるものでしょう。

仮に「二択」の状況が一日に10回あるならばどの選択をするかという確率は実に約1000通り、20回の選択ならば100万通りに及びます。

とくに食事については一日に2〜3回はあるわけですから、国によって、地方や家族によって、そして個々人によってどういう嗜好や方針を持っているかで長い年月の間にはほんとうに大きな差が出てくるに違いありません。

ところでサプリメントや機能のある食品にも様々ありますが、これは医薬品ではありませんから本来かなり柔らかな選択肢の中に置かれているものです。

たとえばコーヒーが身体によい、という情報があります。

実際に調べてみると、カフェインで頭がすっきりする効果にはじまり、ホルモンを活性化して脂肪分解を促進するとか、ポリフェノールが活性酸素を消去してメタボや心臓に良いとか、ほんとうにいろんなことがわかります。

またナッツではクルミやアーモンド、ピスタチオなど種類によって含有されるビタミンや脂質、食物繊維などもバラエティーがありますが、いずれも善玉脂質が主体で糖質は少なく、こちらも健康度は高いようです。

カカオ含有率の高いチョコレートもポリフェノールが高くてお勧めなんだそうです。

私はもともとコーヒー、ナッツ、チョコレートなどは好きな方ですので、お気に入りのコーヒーを淹れ、塩分を加えていない素焼きのナッツ、カカオ72%のほろ苦いチョコレートなんかを買い揃えておいて休日や夜に仕事をしながら楽しんでいます。

私はこれらの食品を買い置いて気が向いたときに食べる、という「選択」をしてはいるものの、たちどころに目覚ましい健康効果があるなどとは期待していません。

「どうせ何か食べ、飲むのであれば」という柔らかい選択肢の中からこういった組み合わせに落ち着いているわけです。

もし何も考えなければ、甘ったるいミルクココア、しょうゆ味のお煎餅、クリームパン、アイスクリームなどを食べ続けるかもしれません。

ココアやお煎餅、クリームパンに特にリスクがあるとは言いませんが、コーヒー、ナッツなどに比べると何とも糖質量が多すぎて、それらを無意識に食べ続けることで日々着実に余剰のカロリーが内臓脂肪に変化して行くことはかなり確実でしょう。

この「どちらかといえばこれ」「どうせ何か食べ、飲むのであればこちら」という小さな自問が大事なんだと思います。

言い換えれば、食品のもつ健康効果というのは目くじらを立てて害悪や効果効能を議論しなければならないような性急な対象ではない、その程度にとらえた方がかえってメリットを生かせるだろうということです。

健康食品や機能性を謳った食品も多くは数週間、数か月と摂取した時の微妙な効果が統計的に認められているものですから、本当を言えば2食や3食を気まぐれに食べてもどれほどの効果があるのかは疑問です。

ですが、ここから「だから健康食品なんか効かない」という結論に短絡するのではなく「どうせ選ぶのならばどれにする?」という自問を発して毎日の小腹を満たせればもうそれで十分ではないかと思うのです。

今のところ、私はたっぷりのブラックコーヒーと数種類のミックスナッツ、それにタンパク質としてチーズやヨーグルトを少し食べるというのがデスクワークのときの定番になっています。これ、なかなかどうして調子は悪くないのです。


次回の更新は12/6(木)です。

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