執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : L-カルニチンについて : 
2019/02/28 (9:00 am)

カルニチンの「職場」をふやしてあげて!

人間の社会が細かい分業で成り立っているように、生き物の身体パーツである臓器も細かく分業化されています。

今回はこのあたりまえのような話を改めてL‐カルニチンにあてはめて考えてみたいと思います。

認知度調査によれば「L‐カルニチンと脂肪燃焼」という関係はわりあいよく知られています。

でもL‐カルニチンの90数パーセント以上が筋肉に含まれていることは必ずしも有名ではありません。

カルニチンの名の由来であるCarni-というのはラテン語で肉を表わしますが、この成分はもともと肉の抽出液の中から発見されたため、そのように命名されました。

ところで、脂肪燃焼ですが、「脂肪が一番たくさん燃える場所はどこでしょうか?」というクイズに正解できる方はどのくらいいらっしゃるでしょうか?

考えたこともない、お腹にダボっと溜まっているんだからお腹で燃えるんじゃないの?汗をかくので皮膚かな?アタマではエネルギーをいっぱい使うそうだから脳なんだろうか?・・・いろいろあると思います。

でも答えは・・・「筋肉」。より正確には「骨格筋と心筋」です。

筋肉は人体最大の臓器です。

その最大の臓器をメンテナンスしたりパワーを発揮させたりするためには大量のエネルギーが必要になりますが、これを支えているのが燃料としての脂肪なわけです。

それから心臓の筋肉は骨格筋以上に「24時間体制」をとらねばなりませんから、ここでも最も信頼できる燃料として主に脂肪が使われています。

ダイエットをしたい場合にカルニチンを飲む、ということはもちろんあり得るわけですが、その場合でも「カルニチンが仕事をする場所」が狭ければ効果は上がりにくくなります。

「カルニチンが仕事をする=脂肪が燃える」ですから「カルニチンの仕事場(筋肉)が減る=脂肪が溜まる」という関係は単純に成り立ちます。

中年以降にビール腹が目立ってきますが、実はこれ、ビールのせいではなくて筋肉が減ることに主な原因があります。

ですから、脂肪燃焼に必要な成分(L‐カルニチン)を補給することは重要なのですが、それとともに仕事をする職場を用意することも大切なのですね。

筋肉をつくる元になるものはタンパク質です。

お肉、大豆、乳製品、魚、タマゴなどでタンパク質はしっかりとらねばなりません。

それから、「必要は発明の母」といいますが筋肉にとってそれは「運動」です。

運動をするにはエネルギーが必要、運動の後に筋肉ができる、それに必要なエネルギーは脂肪からもたらされる・・・、こういう順繰りのサイクルの中でL‐カルニチンはやはり随所で必要になる、というわけです。

筋肉減弱の「痩せ状態」はさしずめリストラしすぎの社会のようなものです。

職場を奪われたらせっかくのカルニチンも働きようがありません。

世の中の経済状態も身体の経済状態も同じ、リストラを避けて好景気を保ちたいものです。


次回の更新は3/7(木)です。

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