2019/03/28 カテゴリ: 健康 : 

良い夢を見るための実験

これからお話しすることは、単なる私の工夫と経験に基づくもので科学的に証明されたものではありません。

けれども、あながち嘘でもないのです。

それはつまり良い夢を見る方法です。

夜眠る時には瞼を閉じます。

これは光を遮断することによってメラトニンや成長ホルモンなど、光があるときにはつくられにくいホルモンを分泌するために必要なことです。

一方耳はふさぐことができないようになっています。

これは万一の危険を察知するための工夫でしょう。

それでふつうは音のない、暗闇の状態で眠ることが安眠の理想条件と考えられています。

ところで、私は自分の好みの静かな音楽をたくさん、合計2〜3時間分くらい録音しておいてそれをエンドレスの繰り返しでかけっぱなしにして眠る、そんなことを最近ためしています。

ここでのコツは音量を絞りこんで、ほんのかすかに聞こえるかどうかといった微妙な弱音にしておくことです。

このようにすればほんとうに音量が少しだけ高いときだけ聞こえて、そうではないところではほぼ無音のような状態になります。

このとき寝ている脳はかすかな音を探しに行くように音を追いかける状態になっているのではないかと想像されます。

大きなボリウムで流していれば音は追いかけずとも外から向かってきます。

このとき脳はいわば受け身になり、逆にその音を外部からの刺激、攻撃と感じてそこから逃げようとするのではないかと思います。

かすかな音の場合は、その逆で、脳はそれを捜しに行くはずなのです。

で、そのような状態でなにが起こるのかというと(あくまでも私の経験だけの話ですが)「いい夢」をみるのです。

どんな夢だったかは目覚めれば記憶に残っていないようなたわいもないものなのですが、不思議と良い印象だけがのこっていて、目覚めがとても良い、そんな状態になります。

この現象、思うに完全な無音、静寂の状態では何も音の信号が入ってこないわけですから脳は真空状態に浮かんだようになっていて善悪どちらの方向にも引っ張られてゆきます。

その場合良い気分で入眠できればハッピーな方向の夢見になるのでしょうし、不安や恐怖、面白くない状態で入眠してしまうと夢見が悪くなる、そんな感じがします。

実際、体調の悪いとき、心配事のある時に悪夢にうなされることはしばしば経験するものです。

ところが完全な静寂ではなく、かすかな音、しかもそれが自分の好みの音楽が次々に鳴ってはかくれ、現れては消えする状況があれば、脳はその自分の好きな音を追おうとする、つまり脳の思考に心地よい方向性が与えられるのではないかと思います。

その結果とても印象の良い夢を見られる、そんな気がしています。

ただ、本当に自分にとって心地よい静かな音楽を2〜3時間分も集めることには試行錯誤が必要で「これは自分の好きな曲だ」と思っていても実は睡眠を妨げるような、つまり音が逃げて行くのではなく迫ってくる感じである場合、脳はその刺激から逃れようとするでしょう。

そういう場合、いくらお気に入りの曲でも消してしまった方がよいようです。

最近の私はこの方法によってとても質の良い睡眠が得られているように実感しています。


次回の更新は4/4(木)です。