2019/04/25 カテゴリ: つれづれ : 

ゲンゴウとケンコウ

たまたま平成天皇は私の父親の世代に近く、次代の令和天皇は私とほぼ同年代です。

元号は天皇というひとりの人の人生年限と対応しています。

生前退位というのは稀な例ですが、「職責全う」が加齢とともに困難になる、という状況は十分理解できるところです。

高齢化問題はついに天皇にも及んでいる、という意味では元号も人生年限ではなく「健康年限」に対応しはじめたといえるのかもしれません。

ゲンゴウはケンコウに対応しているというわけです。

天皇の最も大きな日常の仕事はともかく穀物神に祈りをささげることですが、それに加えて全国津々浦々を行脚されることはたいへんな体力を要することと思われます。

ところでまもなく始まる令和という時代がどんな世相になるのかはまったくわかりませんが、ひとつはっきりしていることは私自身のこと、つまりこの時代に私はまちがいなく「高齢者」に到達するということです。

昭和が終わり小渕官房長官が平成という墨書を掲げたときには自分自身の年齢に照らし合わせて特別な感情を持つことはありませんでしたが、今回はその点かなりのインパクトで意識しています。

健康年齢、健康寿命の問題は社会的に大きなものですが、まぎれもなく私自身令和の時代にその真っただ中に踏み入り「人類最初の社会実験」ともいえる長寿人生の充実なるかどうか、その当事者たらざるを得ないわけです。

若い人に高齢者のことを考えてもらうことは必要なことではあります。

しかしながら、これからは当事者である高齢者が自分たち自身の高齢化の問題に取り組むことが最も重要だと思われます。

言い換えればこれからの高齢化社会を充実させてゆくことは「元気な高齢者自身の仕事」だということです。

ひるがえって、すでにはじまっているグローバル化、地球環境やエネルギー問題、少子化の問題が若年世代を覆っていますから、たぶんこれからの高齢者は自分たちだけでなく若い世代の人生にも心を配らなければならないでしょう。

そんなわけで今こうして「平成最後のブログ」に向き合う中、このブログそのものが健康をテーマにしたものであることに改めて深い意味合いや巡り合わせを感じています。

ともあれまだまだ書き、かんがえ続けて参りたいと思いますので令和になってからもどうぞよろしくお願い致します。

それでは楽しいGWをお迎えください!


次回の更新は5/9(木)です。