2019/05/16 カテゴリ: L-カルニチンについて : 

カルニチンと「無駄な動き」としての筋トレ

カルニチンは成人ひとりあたりおよそ15〜20グラム程度存在しています。

しかもその存在場所の大半は「筋肉」です。

筋中でカルニチンは脂肪をエネルギーに変えたり、血流を良くして運動の後の筋肉痛を抑えたりするのに役立っています。

ところで筋肉には赤い筋肉(赤筋)と白い筋肉(白筋)があります。

赤筋は持久運動をするのに向いています。

白筋は瞬発的な運動をするのに向いています。

加齢とともに衰えやすいのはとくに白筋です。

筋肉は使えば使うほど発達し、逆に使わなければやせ細ってきます。

つまり加齢とともに白筋が衰えやすいのは「素早い動き」が優先的に減ってくるからだともいえます。

「おとなしい」は「大人しい」つまり大人のように静かだ、というところから来ているそうですが、そういえば子供はいつも動き回っていて身体のあちこちの筋肉を使っています。

この一見無駄な運動をすることによって全身の筋肉を使い、どんどん大きく発達させているとも考えられます。

だとすると「大人」とは「無駄な動きをしない人」だということになります。

それどころか加齢が進むと「必要な動き」すらしなくなります。

この理屈からすれば筋肉をつけるための筋トレはまさに本来「無駄な動き」を意識的に行うことだといえます。

筋肉を収縮させるためにはエネルギーが必要で、これには糖や脂肪がエネルギー源として使われます。

そして脂肪をエネルギーに変える働きを担っているのがカルニチンです。

カルニチンはさらに、筋肉を合成するときに必要な莫大なエネルギーを生み出すためにも重要で、このようなエネルギーは主として就寝中に脂肪から生み出されています。

ですから「無駄な動き」を積極的に行うことによって昼も夜もカルニチンを働かせる機会が多いほど筋肉を減らさずに済むということになります。

なお、エネルギーを生み出す過程で一部のカルニチンは徐々に尿などに排泄されて行きますから、お肉(カルニチンが豊富に含まれているのは羊肉や牛肉など草食動物の赤身肉です)を食べたりサプリメントを摂取することによってこの成分を十分に補ってあげること、これが筋トレとともに「筋肉保持」のポイントになります。

お肉は健康上大切な食糧です。


次回の更新は5/23(木)です。