執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : L-カルニチンについて : 
2019/06/06 (9:00 am)

カルニチンは「顔パス」で関門通過!

私たちのからだは、というよりあらゆる生物は自分の体内に「よそ者」が侵入してくることに対して抵抗する手段をもっています。

自分と他者を区別するということは無事に生き物が種を保存してゆくための一大原則だからです。

たとえばヒトでいえば、食べ物は本来「よそ者」です。

ですからこれを受け入れるためには厳重な「入国審査」のような関門がたくさん設けられています。

最初は味覚や嗅覚、視覚、食感などで、ここでまず口に入れるかどうか、飲み込むかどうかが判断されます。

そして歯で噛み砕かれ、飲み込まれたあとは即座に胃酸のシャワーを浴びます。

大半のバクテリアなどはこの段階で死に絶えますが、毒素のもとになる細胞表面にあるの糖鎖というトゲのようなものも分解されてしまいます。

その後消化酵素でさらに分子のレベルまでこなごなにされ、ようやく体内に入れます。

入ってきた多くの成分は肝臓に向かいますが、ここで「異物」とみなされるものは印をつけられて「廃棄処理係」である腎臓に回され、最終的には尿中に排泄されるわけです。

医薬品などは基本的に「異物」なわけですから、この肝臓や腎臓の選別の洗礼を受け、基本的には体内に残されません。

実際には「それでもしぶとく残る分」が薬効を表わすように設計されたりしています。

ところでカルニチンの場合、摂取されるとやはり肝臓に向かいますが彼らはこの関門で「異物」とみなされることはありません。

というのはカルニチンはその肝臓そのもので作られている成分だからです。

自分で作っている成分が入ってきてもそこは「顔パス」というわけです。

サプリメントとして摂取した成分が無事に働いてくれるかどうかは、こういったさまざまな「入国審査」をどのくらいひっかかりなく通過できるかということと関係があります。

カルニチンはその点でたいへんよくからだにフィットする「顔パス成分」なのです。

摂取すれば最も早い効果は30分から1時間ほどであらわれることがヒトの試験で確かめられています。

カルニチンを摂取するのに都合のよいタイミングには目的に応じていくつか考えられますが、ひとつには運動前の30分から1時間前に摂取しておくことがお勧めです。


次回の更新は6/6(木)です。

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