2019/10/17 カテゴリ: つれづれ : 

服も人工臓器!?

ついこの前までTシャツ一枚で過ごしていたような気がしますが、台風のあとは秋を通り越していきなり冬が来たような感じになりました。

どんな服を着て出かけるか、天気予報で気温を確認したりして少し考えなくてはならない今日この頃です。

最近では散歩しているワンちゃんが服を着ていたりするのをみかけますが、もともと犬も猫も狼、羊、鳥なんかにしても立派な毛皮や羽毛に包まれています。

彼らはその故に寒さ知らずで、場合によっては雪の中にだって入ってゆけます。

人間はその点、屋外にいるとき裸で過ごすということはありません。

その日その日の気候、あるいはシチュエーションに合わせて何を纏うのかを決めます。

クジャクやヤマアラシなどは寒暖を調節する為というよりは他者からの「見た目」に影響を与えるような羽や毛をもっています。

人間のファッションもしかりで自分を他者に対して表現する「記号」になっています。

服というのが防寒や防暑、他者への見かけなどの役に立つものだとするとこれらは他の動物における毛皮や羽毛(つまり皮膚の一種)と同じものですから一種の「人工的な皮膚」つまり広義の人工臓器といえるかもしれません。

人工臓器を身に着けていると感じている人は少ないと思われるかもしれませんが、実は眼鏡、コンタクトレンズ、ヘアピースなどは人工臓器の一種です。

白内障の手術のときに入れるレンズなどはもっと人工臓器らしい人工臓器ですし、パラリンピックで活躍する義足や車いすはもちろん立派な人工臓器です。

昨今ではパソコンやスマホはなくてはならないツールですが、自分特有の情報をたくさん記憶させておくという意味でこれらも人工的な脳の一部になってきています。

身体の中の臓器がつくりだす物質、たとえばL-カルニチンやコエンザイムQ10などの物質も重要な機能をもっていて、これを経口的に補う(サプリメント)ものとするとこれらももはや一種の人工的な臓器機能を補っているといえるかもしれません。

こういった非常に広い意味の人工臓器の機能もまたヒトの寿命をぐんぐん引き伸ばしてゆくことに大きな力をもっていると考えられます。

※次週の木曜日(10月24日)は1回分お休みをいただきます。ご了承ください。


次回の更新は10/31(木)です。