2019/11/07 カテゴリ: スポーツ : 

ワールドカップラガーマンの筋肉は赤いのか白いのか?

赤身肉にはL-カルニチンが豊富に含まれていることが知られています。

お肉を食べるときに「これが筋肉だ」などと想像していてはせっかくの美食も味が落ちてしまいますが、しかしそれがいわゆる「赤筋」と呼ばれる筋線維であることはまちがいありません。

詳しく調べた論文をまだ私は読んでいませんが、直感的にみれば草食動物にはそういった赤筋が豊富だということはほぼ間違いなさそうです。

解剖学的には筋肉の繊維は大別してタイプIとタイプII(より正確にはその中間タイプ)があります。

タイプIがいわゆる赤い筋肉で、持久力に富んだ疲れにくい筋肉です。

タイプIIは白筋、これは瞬発力を発揮しますが比較的疲れやすい性質をもっています。

マラソン選手などはタイプIが非常に豊富で、とてもスレンダーな体型です。

短距離スプリンターはがっしりした筋肉をつくって、瞬発力で勝負します。

ところで、素晴らしい熱戦が繰り広げられたラグビーのワールドカップを見ていて(ゲームはもちろんエキサイティングなのですが)私は彼ら選手の筋肉が赤白どんな割合で出来ているのかたいへん興味を持ちました。

ラグビーは肉弾戦ですからもちろん無類のたくましい白筋がなければスクラムで組み負けます。

またトライを狙って独走するときには短距離ランナー並みのスピードを生まねばなりません。

しかも前半後半じつに80分もそういう緩急自在の力技を演じ続けなければならない、つまり赤筋による持久力にしてもずば抜けていなければ勝負になりません。
赤筋というものは鍛えてもあまり大きくなりませんから、持久力に優れてた選手は生まれつき赤筋に恵まれているのだと思います。

この点は長距離ランナーと同じです。

そこに白筋の鎧を筋トレでうんと厚くして行くのではないかと思います。

そうすると赤白両方ともが備わったスーパーラガーが出来上がるという理屈です。

ステーキを食べていてもラグビーを見ていても筋肉のことが気になるというのはいかがなものかとは思いますが、それはなかなかに興味の尽きないことではあるのです。


次回の更新は11/14(木)です。