2021/02/25 カテゴリ: 健康 : 

「肌身」で感じる健康リスクマネジメント!

個人的なことで恐縮ですが、私は皮膚についてあまりトラブルを感じたことがこれまでになく「保湿剤」の類はいっさい使ったことがありませんでした。

ところが昨秋あたりから耳の周辺に痒みと炎症が出てきまして、しだいにそれが首筋や背中に広がるというちょっと面倒な状態になりました。

それで昨年末、やむを得ず皮膚科を訪れ診てもらうことにしました。

幸い最近ではだいぶ良くなって来ており痒みもほとんど引いてきました。

ただ、症状は思ったよりも執拗で肌のトラブルを経験したことのない私としてはいろいろと考えさせられました。

今度のことはひとことでいえば「乾燥肌になった」ということのようです。

原因を考えてみるに、ひとつはコロナ禍で自宅に籠りリモートで仕事をするようになって以来湿度の低い室内にいる時間が増えたことの影響があるように思いました。

仕事をしている部屋には湿度計があるのですがこれまでろくに気にしたこともありませんでした。

見ているとだいたい20%台であることが多く、さすがにこれでは乾燥しすぎていることを改めて認識しました。

そもそも乾燥肌になる理由は洗濯物が乾くのと同じで上皮から水分が外気に奪われてしまい、内皮からの潤い物質(汗や皮脂など)の供給がそれに追いつかなくなっているからに相違ありません。

それを反省して加湿器を新たに置くようにしました。

けれどもこれに目立った即効性は感じられませんでした。

「はじめての乾燥肌」を起こしている原因はむしろ身体の側の変化、つまり「老化」にあるだろうと認めざるを得なくなりました。

いわゆる赤ちゃん肌は瑞々しくいかにも「細胞が新しい」という感じがします。

しかしそこを早くもピークとして加齢とともにその潤いはどんどん失われていくわけです。

「お肌の状態」には無関心だった私もいよいよ対策を打つべきですが結局月並みなこととして保湿剤を使うことにしました。

保湿剤にはヒアルロン酸(ウロン酸という多糖類の一種)やヘパリン(これも多糖類)あるいは尿素などがありますが、いまのところいずれにも効果が認められるように感じています。

あと、やはり栄養素も気になりました。

たんぱく質、ビタミン、ミネラルを取ることで「内側から赤ちゃん状態」を高める応援をすることを意識するようにしました。

考えてみれば感染に対抗する免疫のバリアという意味でも皮膚はその第一線に陣取っているわけですからお肌のトラブルは思ったより危険な兆候です。

お風呂でゆっくり温まること、睡眠を十分にとること、「なんだそんな基本的なこと」と思うことばかりですが、執拗な痒みにおそわれる身になってみて改めて「老化の実感」を得た思いです。

また一旦そういう皮膚トラブルが部分的にでも起こるとそれがより広い範囲に広がること、ぶり返しも含めて完全に元に戻るまでにはかなり時間がかかること、こういうことも身に染みてわかりました。

この分では免疫力もきっと落ちているぞ!という自戒も含め、思わぬところで貴重な養生訓を得ることになりました。

次回の更新は3/4(木)です。