2022/01/20 カテゴリ: 健康 : 

お金も健康も「使ってナンボ」!

お金は単なる紙や円盤状の金属にすぎませんが、これをもっていると様々なものと交換してもらえます。

ですから、もちろんこれが多い方が何かと便利です。

一方お金というものは多いに越したことはないものの、どうやって多くするのか、多ければ多いほど良いのか、ということはまた別の問題です。

お金たるもの「稼ぐ」「貯める」「増やす」「守る」「使う」というような側面に分けて考えるべきだというその道の達人の教えもあります。

これはなかなか面白い考え方なので、私はこれを健康にあてはめて考えてみたいと思います。

まず「健康を稼ぐ」とはどういうことでしょうか。

たとえば、筋トレや有酸素トレーニングをして自分の身体のキャパ(容量)を大きくすることがそれにあたるかもしれません。

そうやって鍛錬した身体に過不足のない栄養や休養を供給すればある種の「貯め」ができますので、もし何かで健康トラブルがあったときにもそれが回復の役に立つでしょう。

健康を増やす。「健康増進」という言葉のとおり、食べ物や運動を中心にメンタル面も含めてあれこれ工夫することができますからよい習慣によって確かに健康は「増やすこと」もできます。

「健康を守る」はコロナ禍を思えば比較的イメージしやすいです。

問題は最後の「健康を使う」です。

はたしてお金のように健康を使うことができるのでしょうか。

健康な身体を使って仕事をする、あるいは何か楽しいことに人生の時間を使う、という意味で健康は確かに使うことができるものだと思います。

基本的な健康の貯めがあれば少々暴飲暴食気味の美食や美酒を楽しむことができるでしょうし、旅に出てあれこれ見て回ったり名産品を味わったりすることもできます。

その特別な何日間かの食、睡眠、運動を切り取ってみればもしかしたら「不健康な行為」にあたるものもあることと思います。

けれども開放的な気分であれこれ飲み食いしながら深酒、夜更かしをすることなど、つまりハメを外すことだってたまにはないと息が詰まってしまいます。

こういうことが「健康を使う」にあたるのではないかと思います(これが常態化してしまうと「健康の浪費」になってしまいますが・・・!)。

もちろん仕事やボランティア、スポーツやレクリエーションなど、健康はあらゆる行為に使うこともでき、このあたりもちょっとお金に似ています。

かくのごとく考えを一巡してみれば結局一番大事なのは「健康を使う」ということではないかという気がしてきます。

健康を使うということは時間を使うということ、そして時間は人生そのものでもあります。

また自分で「うまく健康を使えているな」と実感できるのならば、その健康の度合いや規模、使い道などはすべて主観的なものでよいわけで、この点でも「お金はいくらなければならない」ということが一概に言えないのと同じだと思います。

というわけで、私は今「健康を使う」ということをちょっと意識しながら生活してみようかな、と思っているところです。

これを中心に置けば稼いだり、増やしたり、守ったり、貯めたりすることについてどのくらい頑張ればよいのかも自ずとわかってくるのではないでしょうか。

そうです、結局貯金マニアや健康オタクになるのではなく、お金も健康も「使ってナンボ」だと思おうではないか、そんなふうにパラダイムを整理してみるとなんだかしっくりする気がするのです。

次回の更新は1/27(木)です。