2022/01/27 カテゴリ: つれづれ : 

「80歳からの生き方」は盲点では・・・・・?

健康もお金も稼ぐ、貯める、守る、というばかりではなくむしろ「使う」というところに本当の妙味があるのではないかということについてこの前のブログで考えてみました。

このことは例えば毎日使っているスマホなどにも言えることで、稼いだり増やしたり貯めたりするのが充電だとしたら、やはり放電のときにどういう意味のあることができるかが大切です。

ところで、人生百年時代というとき、私たちは漫然と「まあ80歳くらいまで何とかなればいいのでは?」というように考えがちでその先のことにまでなかなか想像力が及ばないのではないかと思います。

小中学生の頃は一年ちがっても身体能力、知的能力あるいは「先輩後輩」などの社会的上下関係にものすごく大きな差があるように感じる一方、85歳でも101歳でも遠目に見て「後期高齢者」としてその違いを直感的につかむことは難しくなります。

対数グラフというのはそういう座標軸になっていますので「人は対数的に歳をとる」という表現はなかなか実感が伴っています。

個人的な経済設計もここが難しく、いつから年金を受け取り始めるのが良いかということは昨今あちこちで話題になることの多いちょっとした「究極の選択」です。

今は定年が70歳、あるいは75歳というようなところまで引き上げられるケースも珍しくなくなってきました。

私が社会に出た昭和の終わりの時期はまだ55歳定年制でしたからそれから思うとかなり劇的な差があります。

あと十年もしないうちに80歳定年ということも出てくることと思います。

けれども、ここあたりが想像力の限界だからか「80歳以降の人生を充実させる方法」というようなことについてのまとまった研究などはあまり行われていないようです。

これは、80歳を過ぎると健康な余命が失われている人が少なくないという現実や、あまりにも個人差が大きいのでひとくくりに論じることができないのかもしれません。

だとすれば、私たちが国や人に任せていられない、自分が何とかしなければならない正念場のような人生ステージは80歳以降なのかもしれないのですが実際にはその逆で、そこまで生きたらあとは何かに頼ろうと思ってしまうのではないでしょうか。

「人生最終盤の放電時期」に積極的に人生を謳歌できれば万歳だと私は思います。

その為には80歳までの充電の仕方が重要、その為には60歳からの貯めが重要、その為には・・・となってきます。

要は「急にできない事には予めコツコツ備えることが大切」ということです。

コツコツとは結局毎日の積み重ねですから、今日一日の充電と放電のバランスが良かったかどうかということとともに「80以降に向けての80までの充電」に寄与するような一日が送れたか、一週間、一か月、一年が送れたかどうか?そういったことをよく振り返ってみることは意味のあることだと思います。
次回の更新は2/3(木)です。