2022/02/03 カテゴリ: 健康 : 

片付いている部屋ほど掃除しやすい!

私たちの体重の60%ほどが水分です。

胎児から新生児、幼児、青年期、中年期から高齢期と齢を経るごとに水分量は減って行きます。

私も近ごろはドライアイ、ドライマウスの症状をしばしば感じますし、特に今のようなシーズンでは首筋などが痒くなって困ります。

仕事机の横に湿度計を置いているのですが、ともすれば20%にも下がっていてあわてることがあります。

快適な湿度は40-60℃だそうですが、高湿度の場合はともかく低湿度側では感覚的に苦痛は感じにくいのではないかと思います。

ところでこの前とあるビジネスホテルに数日連泊したのですが、エコ割引というシステムがあって「部屋の掃除は不要です」と宣言しておくとその分部屋代が安くなります。

今回私はこれを利用してみました。

昼間に部屋を空ける時もざくっとそのままにして出て行けるので手間が省けて割と便利だな、と思いました。

ところが連日パソコンで深夜まで作業をしていると、次第にお茶のペットボトルだとか間食に摂ったナッツの袋だとか、使い終わったメモ用紙だとかで割と小さめのゴミ箱およびその周辺がけっこういっぱいになって来ました。

そうやって毎日麦茶を消費し溜まって行く空ペットボトルを床の隅っこに並べながら、私はふと水分摂取の意味について考えました。

ただし、実際に飲む水ではなく「掃除されない部屋」のことです。

つまり、水分補給をしない状態というのは身体で言えばさしずめ「掃除をしてもらえない締め切った部屋状態」になるということではないか、と思い至ったのです。

掃除をしない部屋ではゴミがどんどん溜まって行きます。

身体でもそうで、クリーンアップ作用がなければ老廃物や有毒物が体内に蓄積されてしまいます。

捨てるもの、捨てないものを選り分けて排泄したりリサイクルしたりする断捨離の仕切り役をしているのが腎臓で、この臓器が「これは捨てる」と決めたものは膀胱(不用品収集場)に送られて排尿されて行きます。

水分摂取が足りていない時には尿の色はとても濃くなりますが、こういう時は「部屋の中のゴミ箱が満杯になっていた状態」に喩えられます。

逆に尿の色が薄いときにはゴミ箱の中のゴミは少ない状態で、掃除も楽に済んだということに相当します。

というわけで私は今回、水分を小まめに補い続けるということは小まめに身体の中を掃除するということなのだな、と改めて実感したわけです。

細胞や肌をみずみずしく保つためにも、血流をスムーズにするためにももちろん水分の補給が重要であることは間違いありませんが、「掃除係としての水」をコンスタントに送り込むこともまた非常に大切な養生訓だと思いました。

肝臓では有害なものをあの手この手で解毒しますが、解毒作用の本質は「水に溶けないものを水に溶けるように変化させること」にあります。

そして水に溶ける形になった有害物や老廃物はことごとく腎臓を通って尿になり排泄されます。

ですがそういったものを溶かし込む水がそもそも不足してくれば無害な形とはいえゴミは溜まってきます。

なるほど!整然と片付けられ、こまめに手入れの行き届いた部屋ほど掃除はしやすい!

ビジネスホテルのエコ割引から思わぬところに思いが及びました。

特にこの季節、是非しっかりと体内を潤してあげてください。
次回の更新は2/10(木)です。