2022/02/17 カテゴリ: 健康 : 

「低湿度」を制することが体調管理のコツ・・・!?

前々回に身体の水分や湿度のことについて考えてみましたが、その後改めて湿度計付きの寒暖計と加湿器を買ってきて仕事部屋での湿度の調整について実験してみました。

今回はその結果についてお話します。

暖房器具は以前から酸素濃度に影響を与えない電気式(Dyson社製)のものを使っています。

私の部屋は六畳弱の比較的狭い空間なので、割合実験がしやすい環境です。

まず寒暖計・湿度計ですが、温度の方は16〜26℃に、湿度は45〜65%のところに印がしてあって、この範囲が適温・適湿度と示されています。

温度については20℃を下回ると寒さを感じ、23℃を超えると暖かすぎると感じました。

もちろんこれは着ているものによっても違うわけですが、ともかく21.5±1.5℃が私にとっての快適温度でした。

お風呂の場合はこの幅がさらに±0.5℃くらいに狭まるのではないかと思いますが、いずれにせよ私たちの身体の「温度センサー」がとても高性能であることはよく実感できます。

一方、体感湿度の方はなかなかのくせ者でした。

まず、適湿度として表示されている45〜65%を保つこと自体が至難の業です。

暖房器具だけでやっていると実にあっけなく20%付近にまで下がってしまいます。

それが続くと首筋などが少し痒い感じにはなるのですが、特に強い不快感はありません。

しかしこの低湿度に対する感受性の鈍さこそが問題だと思ったので今回の実験をすることにしたわけです。

加湿器には大別して超音波式とスチーム式があるようですが、店員さんに聞くと(電気代はかかるものの)効果がはっきりしているのはスチーム式なのだそうで、私はこちらの方を買いました。

この加湿器の効果はかなり大きく、一時間もしないうちに60%にも達し、そのままかけ続けていると65%も超えそうになります。

このくらいになると「ジメジメ感」がはっきり感じられて不快感が高まってきます。

つまり、湿度は「高い方に敏感、低い方に鈍感」でありこの点が温度の感受性と大分異なります。

室内の温度が高まってくると自然に湿度が下がるということは理論の示す通りで、ジメジメ感が出てきてスチームを止め、暖房だけにしていると今度はあっという間に湿度30%に近づいてきます。

乾燥空気のもとでは露出している顔や首筋などの皮膚のほか眼・鼻腔・口などの粘膜からどんどん水分を奪って行き、これが感染に対する脆弱性にも大いに影響を与えます。

身体を温めよう、という養生訓は有名なものであるとともに私たちの体感が「より快適な状態」を求めて行動の方向を決めてくれるのですが、どうも「低湿度センサー」には弱点があるようなのでここを上手くやりくりすること、特に信頼できる湿度計を小まめにチェックしながら加湿、加温の調節を行うことが大切だと思われます。

とくにコロナ禍で自宅・自室で過ごす時間が多くなる関係上、調節できるものは巧みに調節するということで免疫力をかなり上げることができるのではないか?そんなことを考えさせられました。

お風呂にゆっくりつかることで一日に一度体温をしっかり上げること、上がった体温で発汗の自律神経を活性化すること、そして温度・湿度計の助けを借りながら「低湿度側のコントロール」をこまめに行うこと、これが冬場の健康ケアのコツではないかと思います。

ぜひ一度、ご自宅・ご自室の湿度をチェックしてみてください。
次回の更新は2/24(木)です。