2022/04/14 カテゴリ: 健康 : 

管理?監視?

何であれ秩序を保つことは重要です。

この世にはエントロピー増大の法則というもがあり、森羅万象、放っておくと乱雑さが増える方向(秩序が乱れる方向)に向かって変化しようとする性質があります。

他方秩序を保つために行われるものが「管理(マネジメント)」ですが、これに似たものに「監視」というちょっとイヤなニュアンスの言葉もあります。

監視というのは「相手を信用していない状態での管理」ということでしょう。

それはともかく今日は自分で自分を管理すること(自己管理)について考えてみたいと思います。

自己管理の特徴は「してもしなくても生きていけるが、した方が良いもの」ではないでしょうか。

また自己監視ではないので「自分を信頼していること」がベースになるはずです。

自己管理には時間管理、金銭管理、健康管理などさまざまあります。

中でも健康管理は食管理、運動管理、体重管理、メンタル管理、睡眠管理などもう少し踏み込んで考える必要がありそうです。

「睡眠管理」は特にコロナ禍で在宅勤務が主となった方々には重要な管理項目として意識する必要がありますが、比較的場当たり的に行われていることも多いのではないかと思います。

睡眠についてはかなり研究が進んでいてレム睡眠とノンレム睡眠が波動のように交互に現れながら明け方に向かって浅くなって行くといったことが知られています。

また就寝前90分に入浴して身体を温めておくと、逆に身体は深部体温を下げてバランスをたもつことから、寝つきがよくなることもノウハウとして役立ちそうです。

いずれにせよ睡眠は時間というパラメータと非常に深くかかわっていますが、これは私たちの身体(特に脳)に非常に精巧な時計機能が備わっているからです。

ただ、これら睡眠科学の知見は睡眠と覚醒、脳神経やホルモンなどの関係を明らかにはしてくれますが、そもそも睡眠を管理しようと強く思うようになった背景や、起きてから何をするか、どういう気構えで目覚めると気分が良いかといったところになるとなかなか一般化できず、それこそ「自己管理」によらなければならなくなります。

たとえば「なぜ早起きしようと思ったか?」というモチベーションを掘り下げる事は睡眠管理に成功するためのポイントになります(というか睡眠管理が何らかの目標のための手段なのですが)。

そういう強い動機を持った人であれば、結局睡眠について調べ、寝具を工夫し、就寝に向かっての一日のタイムマネジメントに気を配るようになります。

早起きを始めた当座はとくに昼間の活動時間に眠気が襲ってくることも多いものですがこれをうまくコントロールすることも睡眠科学の教えに準じた技術鍛錬によって上達できるようです。

運動管理、食管理、さらに睡眠管理も結局はその人その人のモチベーションが土台になっており、最終的にそれが「メンタル管理」につながってゆくのでしょう。

「メンタル管理」はその意味で、自己管理の集大成的な目標と言えそうです。
次回の更新は4/21木)です。