2022/02/24 カテゴリ: L-カルニチンについて 身体は時々刻々エネルギー源を使い分ける精密機械である 20分以上の有酸素運動をすると脂肪が燃える、というちょっと有名な理論があります。逆に、20分以上の有酸素運動をしなければ脂肪が燃えない、と表現される場合もあります。この理屈は非常に大まかに言えば正しいと言えます。けれども実際にはそれほどシン... 続きを読む >
2021/12/02 カテゴリ: L-カルニチンについて あっという間の20年でした・・・ 今年もはや師走になりました。私がL-カルニチンと出会ってから今月でちょうど20年になります。その間、毎年300〜900報くらいのペースで「キーワードcarnitine」を含む学術報告が積みあがってきました。私自身2度のヒト臨床試験を実施する機会に恵まれまし... 続きを読む >
2021/09/30 カテゴリ: L-カルニチンについて L-カルニチンと冬眠の意外な関係 ビタミンDは日光を浴びることで体内で合成され、骨や筋肉、免疫や脳にまで幅広い働きをしていることで有名です。新型コロナでも改めて存在感を高めているビタミンなのですが、このビタミンDは代謝されて最終的には「ビタミンDラクトン」という物質になるこ... 続きを読む >
2021/06/17 カテゴリ: L-カルニチンについて 眼も口もカラカラになる・・・! いかにも年寄り臭い話で恐縮・・・。加齢は時々刻々の変化ですから、それほど劇的に自覚されることはないと思っていました。けれども最近の私の場合、ちょっとデスクワークが重なってくると肩や背中、腰が張ってしまうことはかなり劇的といってよい状況で... 続きを読む >
2021/05/20 カテゴリ: L-カルニチンについて 動物はL-カルニチンによって「動く物」になった 生物が海水から誕生したということはほぼ確かなことと考えられています。私たちの身体の中の60%は水でできていること、またそこに含まれている基本的な元素の組成が海水に似ていることは生命の由来を強く示唆する状況証拠です。つまり私たちは自分の体内... 続きを読む >
2021/04/28 カテゴリ: L-カルニチンについて 「宝くじ一等賞に連続当選するヤツ」としての変異株 新型コロナウイルスの変異株がかま首をもたげている状況が続いています。変異というのは遺伝子の突然変異のことです。遺伝子は複製しますが、その複製のプロセスでミスコピーが生じ、それが変異になります。新型コロナウィルスは2週間に一度変異株が生じる... 続きを読む >
2021/04/01 カテゴリ: L-カルニチンについて 「梅に鶯ホーホケキョ」って、ほんとかな? 春の嵐が幾度も吹き荒れたり、砂嵐が猛威を振るったりと何かと波乱のある日々です。そんな中でも日差しは強くなりビタミンDが活性化されて免疫力も上がってきます。また気温が上がればウイルスは弱り人々の免疫力は充実してきます。コロナもあとひと踏ん張... 続きを読む >
2020/12/17 カテゴリ: L-カルニチンについて 脳の代替としての「メモ習慣」 レオナルドダヴィンチは何かにつけメモをつけ、身の回りのこと、観察したこと、アイデア、素描などを手帳に記していたことで有名です。素描の類についてはそのすべてがすでに超一級の貴重な芸術品でもあります。ダビンチのメモはまた彼が左利きだったこと... 続きを読む >
2020/12/10 カテゴリ: L-カルニチンについて 新型コロナにむけてエネルギーの「溜め」を確保! L-カルニチンは全身に分布していてさまざまな働きをしていますが、なかでも「脂肪燃焼」が最も中心的な機能です。メタボリックシンドロームが高じると心臓病や肝臓病、糖尿病、腎臓病などに進んでしまいますが、これらの疾患は根っこのところ(エネルギー... 続きを読む >
2020/11/26 カテゴリ: L-カルニチンについて 「すぐに体重が増えてしまう」のは先ず喜ぶべきこと ダイエットしたい!と切望する人にとってみれば体脂肪はまさに撲滅の対象になります。体脂肪は体内の組織のひとつですが、これほど目に見えて増減を観察できる臓器はほかにありません(強いて挙げれば髪の毛くらいでしょうか)。筋肉のボリウムも増減しま... 続きを読む >