執筆者の紹介

王堂 哲
ロンザジャパン社勤務。

L-カルニチンに限らず、すぐれたサプリメントがきめ細かく研究され、正しく用いられながら日本人のQOL向上に役立つことをテーマとして活動している。


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カテゴリ : 健康 : 
2017/06/08 (9:00 am)
梅雨の時節になりました。

手紙文には「季節の変わり目につきくれぐれもご自愛ください」という定型文がありますが、考えてみれば季節の変わり目はほんとうにしょっちゅうあるなあと思います。

この時期には気圧が低くなっているために、からだが重く感じられたり古傷が痛んだりということがおこりがちです。

手首の脈をとる時に指三本をあてますが、その人差し指あたりの位置に「内関」というツボがあります。

ここを数分間、ゆっくり呼吸しながら5秒くらいづつ指圧すると低気圧の影響を和らげられるそうです(その他乗り物酔い防止にも)。

こういうツボの知識を持っているかどうかで健康状態はずいぶん左右されるのではないかと思います。

たとえば九九やラジオ体操を覚えるように全身の主要なツボを全国民が心得ておけばきっと莫大な健康メリットが生まれることと思います。

注射をしたり採血をしたりするのではなく、薬を飲むのでもなく指圧するだけですから誰でもどこでもいつでもできます。

かく言う私も今回改めて梅雨のシーズンと内関のツボの関係について改めて知ったばかりなのです。

他のツボについてもずいぶんうろ覚えの状態です。

これを機会に毎日少しづつ覚えて行こうかなと思い直しているところです。

栄養学の方はローカーボダイエットやケトン体ダイエット、肉食の是非、ストレッチの方法などなど、賛否どちらの側からもプラスとマイナスが指摘されるような一筋縄では行かない面がありますが、ツボについては一定の体系があるわけですから安心して覚えて行けばよいと思います。

まずは「内関のツボ」を手始めに・・・。


次回の更新は6/15(木)です。
カテゴリ : 健康 : 
2017/06/01 (9:00 am)
人工心臓、人工心肺、人工腎臓、人工血管、人工皮膚・・と何でも「人工」とつくものが開発され、実用化されています。

さすがに人工脳というようなものはないだろう、と思っていましたがAIが進化してきて今や囲碁や将棋では最高レベルの棋士と同格以上の戦績をおさめるまでになってきています。

苦渋に満ちた表情で敗戦のインタビューに答える名人達人の人たちの様子を見ていると、とうとう機械もこんなレベルにまで達したかという感慨があります。

ほんとうの意味での人間の脳の全体を機械が超えてしまうということは永久にないでしょうが、限定された領域であれば機械の進化には上限はないはずですから「人間はどうやったってAIにはかなわない」というところに、たとえば30年もすれば行ってしまうはずだと思います。

ともあれ、私たちが毎日つかっているスマホやパソコン、カーナビなどにしてもすでにかなりの部分「脳」の代替(あるいはそれ以上のこと)をしています。

コンピュータのことを中国語では電脳と書きます。

鉄腕アトムの頭は「電子頭脳」でした。

つまりコンピュータも広い意味での人工臓器です。

白内障の手術で眼球に挿入するレンズなどはまちがいなく人工臓器、体液の老廃物を濾しとる腎透析は人工の腎臓です。

インプラントの歯、大腿骨折をした人に使われる人工骨とうなども人工臓器としては身近なものです。

こういった人の身体に埋め込むようなデバイスはお医者さんによって据えつけられるものですが、もっと手軽なものたとえばコンタクトレンズ、メガネ、靴なども人工臓器と考えてよいところがあるように思います。

ついこの間、これまで使っていたメガネがだいぶ合わなくなってきたので新しいものにとりかえました。

私の知らない間にメガネ作りの技術もとても進化していて、あの手この手で眼の状態をあっという間に分析してしまう機器にもおどろきましたが、UVやブルーレイのカットはもちろん背後からレンズの内側にはいってくる光の反射まで防いで眼球をプロテクトするようなものが開発されていました。

事実、交換してからは格段に眼の疲れが減りました。

靴もそうです。

一日5000歩ほど歩く場合でも、一年間では200万歩近くになります。

足の裏には多数のツボがありますし、足首、膝、股関節から腰にかけて(あるいは全身の姿勢への)負担の多寡は累計でものすごい差になって現れてくるはずです。

ですから眼にメガネが合っていることと同じく「靴という人工臓器」が足に合っているかどうかということはとても重要なことだと思います。

眼、足、歯などは毎日駆使するものであり、日常の刺激の累計が膨大である点、少しお金をかけてでも十分にフィットしたものを装着しておくことは健康の秘訣といえるかもしれません。

じっくり時間をかけて専門家に相談しながらメガネを選び、買いかえてみて、無造作に外見中心に靴を選んでいたことに思わずハッとしました。

今度はぜひ「進化した靴屋さん」を探してみたいと思います。


次回の更新は6/8(木)です。
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2017/05/11 (9:00 am)
漫画家の田中圭一さんの『うつヌケ』という作品が話題になっています。

自らのウツとそこから抜け出した経験をはじめ、多くの著名人の人たちの体験がわかりやすく描かれています。

「わかりやすく」といっても、実は非常に難しいことです。

ウツにはそれになってみなければわからない独特のものだからです。

それだけに「わかりやすく」伝えることが重要なのですが、ここではマンガがとてもすぐれたツールになっています。

わたしも最近ウツの人と長時間向き合う経験をしていますが、この疾病のむつかしいところはトンネルの出口が結構近いのかずいぶん遠いのかが外から見ていてまったくわからないところにあると思います。

どんなに長いトンネルでもいま3割までクリアできたなとか、あと半分だとかいうことが血液検査の数値などで見えればよいのですが、それがわかりません。

またふさぎ込んでいることの原因が疲労なのか、不安なのか、混乱なのか、不眠なのか、昼夜リズムの崩れなのか、栄養失調なのか、運動不足なのか・・・・これもよくわかりません。

というよりこれらすべての要素が混然一体となってもつれあっているのです。

それから脳神経細胞の故障といった問題もあります。

ハードウェアの故障ですからこれは擦り傷、切り傷、骨折などと同じで、あと形もなく回復するまでには一定の時間がかかります。

昔はこれらを一緒くたにかんがえて「根性が足りない」「なまけもの」などとみなされたのですから何とも気の毒な状況でした。
現在はもっと社会的に理解が進んでいます。

けれども、抑うつ、不安、疲労といった要素を分けてかんがえることの必要性はまだまだ一般には知られていませんし、ハードウェアの故障が癒えるまでは待つほかない、といったことはなおさら理解が手薄なところだと思います。

またあらゆる病気がそうであるように、心の病も罹ってしまってからそれを元に戻すより、事前に抑止するエネルギーの方がずっと小さくて済む、ということは言えるでしょう。

認知症と並んでウツの対処法もまだまだ未熟な段階にあるのだと思います。


次回の更新は5/18(木)です。
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2017/03/09 (9:00 am)
代表的な疾患と日本人の患者数について少し調べてみました。

およそ以下のようでした。

骨粗しょう症患 1,300万人
高血圧性疾患 1,000万人
認知症 500万人
糖尿病 320万人
高脂血症 200万人
心疾患 170万
がん 160万人
うつ病・不安症  130万人
脳血管疾患 120万人

たとえば骨粗しょう症にかかっている人の割合は男:女≒3:1、つまりこれは女性に多い疾患で、70歳代の女性の場合5人に2人が該当するというのが現状です。

認知症であれば男女混合で65歳以上の5人に1人という数字が出てきます。

そう聞けばどれもけっこうリスクが高く、他人事ではないなあという気がしてきます。

しかし逆に考えれば、高齢女性に集中している骨粗しょう症でさえ、5人に3人は該当しない、問題なし、認知症なら5人中4人は大丈夫というわけです。

つまり罹患する側よりしない側の方がまだ多数派であるともいえます。

であればそれぞれの疾患の「多数派」に属する確率の方が高いということで、ここにひとつ希望が見えてきます。

そこで、ここに挙げた疾患のいずれについても「多数派」でいられるように心がけて生活する、というライフスタイルについて考えてみる、というのはいかがでしょうか。

代表疾患の多くは生活習慣(ライフスタイル)に左右されるファクターが少なくありません。

たとえば糖尿病ひとつだけに着目したとき、適度な運動をし、過食を避け、夜遅くの食事は控え、口腔を清潔にし・・・といくつか留意点が挙がってきますが、これらは同時に他の多くの疾患の予防にも強くつながって行きます。

つまり、ここにあげた9つの病気の予防策がそれぞれに3つづつあるとしても実行すべきことが27項目あるというわけではありません。

一方、たったひとりでこれら9つの疾患のすべてにかかってしまうというリスクも考えられるでしょう。

ここに「健康格差」の本質が見えてくるように思えます。

病気は必ずしも万遍なく襲ってくるというわけではなく「好ましくない生活習慣を持つ人」に集中的に複数のリスクが忍び寄ってくる、という認識です。

またこういう疾患はどれも突然やってくるのではなく、その予兆段階が必ずあります。

ここで健康な状態に引き返す、引き返し続ける、というイメージにもちょっと頼もしいリアリティがあるかもしれません。

結論として「私はどの疾患にも無縁な状態をめざす」というのが結局いちばんの方策といえるのかもしれません。

また、どれかにすでにひっかかってしまっているという人も、それについてまず集中的に克服すれば他のリスクも同時に退散させられる、まさに一病息災の気構えが役立つでしょう。

ここは欲張り気味、で行きたいものです。


次回の更新は3/16(木)です。
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2017/02/16 (9:00 am)
ここのところ精神科医によって書かれた本をいくつか読んでいます。

ひとつは西多昌規さんの『「テンパらない」技術』という本です。

ここで出会った面白い表現の中に「イヤな記憶は、睡眠中に「脳で消化」される」というものがありました。

十分な睡眠をとることで、不愉快な記憶は消化されて、そのうち気にならなくなっていく、自発的には思い出すことはなくなっていく、そのような合理的な脳のメカニズムがあるという指摘です。

食べ物のように脳が消化してくれる(原型を留めなくなる)、ということはもちろん比喩ですけれども、イメージとして少し気が楽になるように感じます。

もっとも、考えてみればそれには十分思いあたることがあります。

365日イヤな記憶の再生を抑えることができなければ人はたちまちノイローゼになってにっちもさっちも行かなくなるはずです。

世の中にはとんでもなく悲しい目に遭われている人が大勢いらっしゃいます。

天災の犠牲にせよ、理不尽な人災にせよ、もし自分だったら到底生きて行けないだろうなと思うようなことが必ず毎日ニュースで報道されています。

けれどもそんな災厄にみまわれた人がことごとくそれを気に病んで人生をやめてしまうのかというと、そんなことはありません。

大半の人がやがて、時間とともに何とかして立ち直って行かれます。

これはそういったよい意味での忘却のメカニズムが働いていないと説明できない現象だと思います。

逆に良いことも忘れてしまうのかもしれませんが、こちらの方にしてもやはり忘却がなければかえって邪魔になってしまうのではないでしょうか。

ともかくそういう心の平静を保つために睡眠が果たしている役割は大きいということです。

毎夜、忘却によって心の平静を少しでも取り戻すのだ、と思って眠りに入れるなら、ちょっと翌朝が待ち遠しい気持ちになれるかもしれません。


次回の更新は2/23(木)です。
カテゴリ : 健康 : 
2017/02/02 (9:00 am)
このほど日本老年学会・日本老年医学会から65歳以上という高齢者の定義には医学的な根拠はなく、高齢者の定義が現状に合わなくなっているという発表がなされました。

最近のデータによれば10〜20年前とくらべてからだの加齢変化のあらわれ方が5〜10年遅れてきていて、文字どおり若返りが進んでいることがわかってきたということです。

とりわけ65歳から74歳では活発な社会活動が可能という認識が示されています。

そこで学会では新たに75〜89歳を高齢者に、90歳以上を超高齢者と定義すべきと結論付けています。

これまで高齢者として区分されていた65〜74歳の人は準高齢者になり「高齢者」という区分からははずれることになります。

私の曽祖母は私が小学校6年生の時(1969年)に亡くなりましたがそのとき明治19年生まれの84歳でした。

今回の定義では単なる「高齢者」にあたりますが、当時の私の感覚では曽祖母は今の104歳くらいのイメージだったと思います。

悠々自適、自分の人生もやがてはそうなりたいものだと漠然と考えることはだれしもあると思いますが、しだいに「一生働き続ける」ということの意味を問い直さなければならなくなってきています。

「働く」「労働」「拘束時間」という語感からその反対を「遊び」「自由時間」と考えてしまうと働くことがたいへんな労苦のような気がしますが「生涯現役」と置き換えるとかなりイメージもかわってきます。

生涯現役というのは必ずしも勤務することばかりではなく、スポーツでもボランティアでも芸術的なことでも何でもよいわけです。

「生涯現役」は社会から何かを提供してもらう側から社会に何かを提供する側で居続けることともいえるでしょう。

のんびりする、ゆっくりする、ということはもちろん人生の大切なシーンであるにはちがいありませんが、それが単純に「悠々自適な晩年」の意味だとしたらすいぶん退屈なことと思えてきます。

90歳以上を「超高齢者」と名付けてみたところで、だから何なんだという反問をしてみたい気がしますし、そもそもそれが何らかの人生の豊かさつながるという感じが湧いてきません。

私の年代はそろそろ還暦間近ですが「武蔵野の逃げ水」のように「高齢者」という定義がどんどん遠のいてくれることにむしろ「得した感」を受け取って行きたいものだと思います。


次回の更新は2/9(木)です。
カテゴリ : 健康 : 
2017/01/26 (9:00 am)
インフルエンザが流行する季節です。

免疫抗体を産生させるために予防接種をしたりして備えている方も多いかもしれません。

そのほか、免疫機能を充実させるために重要な手段としては保温、栄養、睡眠、過度なストレスの抑止などが代表的なものとして挙げられます。

これらに加えて最近言われているちょっと意外な予防法があります。

口腔ケアです。

口腔ケア、というとまず歯磨きが思い浮かびます。

もちろんそれも大切なのですが、それに劣らず効果的なのが舌や歯茎、頬や唇の内側など、つまり歯以外の口腔パーツを清潔に保つことがウイルスの侵入防止に有効なのだそうです。

方法はガーゼなどを指に巻きつけて各部を丁寧に拭います。

ドラッグストアで入手できる舌苔(ぜったい)除去のツールでも舌にやさしく効果をあげられます。

それからもう一つのお勧めは寝るときに医療用のテープ(絆創膏など)を鼻の下から下唇の下まで貼って口を閉じて寝ることです。

舌苔が生じる原因のひとつは唾液分泌の不足と考えられますが、口を開けて眠ると口の中がカラカラになってしまいます。

これを防ぐことによって口腔粘膜を瑞々しく保てるわけです。

このテープ法では当然鼻呼吸になりますのでいびき対策にもなりぐっすり眠れるといった効用も期待できます。

そんなわけで、口腔ケアの大切さは全身の免疫力にもつながります。

その他、メタボリスクや糖尿病リスクも低減できることも知られています。

腸内細菌に超重要な役割りがあることについては昨今急激に知見が充実してきていますが、同時に口腔細菌などお口の健康についてもますますいろいろなことがわかってくることが期待されます。

まずはこの冬インフルエンザに罹らずにお過ごし頂けますよう、私も今夜から早速口腔クリーニング作戦を早速実践してみたいと思います。


次回の更新は2/2(木)です。
カテゴリ : 健康 : 
2016/12/08 (9:00 am)
高齢になると眼や耳が不自由になってくるのは避けがたいことです。

もちろん眼に限らず感覚器官がすべてつつがなく機能してくれることはとても重要なのですが、何をするにも眼の調子はとくに気になるところです。

もともと視力の良かった人は、遠近どちらを見るのもなかなか苦労が多いと聞きますが、私は元来かなり強い近視ですので、近いところを見るのには裸眼にすればよく見えます。

それにしてもパソコンの画面に長時間向かっていると就寝前にはさすがに眼の疲れが激しく、こんな状態を続けていてはいけないなあとつくづく思います。

それで、ビタミンB12を配合した目薬を注して寝たりするようになりましたが、この目薬ひとつにもそれなりの方法があるということです。

あまり瞼をぱちぱちさせると液が外にこぼれてしまうので、目頭をしばらく押さえるなどがコツだそうです。

スマホの使い過ぎが眼に良くないことは近頃さかんに言われていますが、私の場合は大きめのパソコンの画面を長時間視ているとダメージが多いように感じます。

それで先日眼鏡屋さんを何軒か回って(なかなか置いている店がなかったもので)ブルーライトをカットするフィルターを買ってきました。

普段使っているメガネの上からクリップで装着するタイプです。

これによって眼の刺激になるブルーライトが約50%、UVは99%カットされるとのことでした。

ブルーライトの方をもっとカットできるものはないのかお店の人に聞いたところ、それ以上になると暗くてかえって見づらくなるとのことでした。

使い出してみるとたしかに若干暗くなった気がしないでもありませんが、なかなか調子はよく以前よりは眼の凝り感がだいぶましになったように感じました。

何しろ毎日のことですし、これからまだだいぶ長いこと使って行かなければならない眼ですのでこんなちょっとしたケアでも大事だなと改めて感じました。

さらに目の健康に良いとされるサプリメントも取り入れるとなお効果があるのではと期待していますが、こちらはまだ試していません。

けれども基本的にまずいきなりサプリに行く前に、生活習慣的な手段を講ずることが先だということは他のサプリメントと同じことだと思います。


次回の更新は12/15(木)です。
カテゴリ : 健康 : 
2016/09/01 (9:00 am)
ジムに行って、少し張り切ってトレーニングをやりすぎたりしますとその翌朝に背骨をはさむ左右の筋肉が張ったような感じになります。

実はいまちょうどそんな感じでデスクに座ってこのブログを書いています。

ですが、正味一時間ほどでも思いきり汗を流すと身も心もすっきりしますのでその爽快感には替えがたいなという気がしています。

私はどうしてもせちがらい性格なのか、ジムに居るときには緩めにやっていると時間が無駄なような気になってついつい張り切り気味になってしまう傾向があります。

トレーニングは肉体にさまざまな負荷をかける行為ですから、与えた刺激に対して何とか身体は応えようとします。

それが自覚症状となって、たとえば今の私の場合であれば背筋の一部が張っている自覚症状となって現れているのに違いありません。

逆に言えばその部分の筋肉がしだいに弱っており、運動負荷によって一種の「目覚め」が起きたのだと思います。

目覚めというのは「筋肉を増強せよ」という指令のもと、遺伝子の翻訳スイッチがはいったということです。

ところでこの腰の状態ですわり仕事をしようとするときには、猫背になることは厳禁、とても負担がかかり息苦しくなるような気がするのです。

結局背筋を正し、少しあごを引いた姿勢でいるときが最も楽に感じられるのです。

ここから面白いことに気付きました。

年齢を経る、齢をとるということはたとえば姿勢ひとつとってもきちんと基本に忠実で居ることを身体が要求してくるのではないかということです。
そういえば、昨今お天気によっては明け方に少々肌寒いときもあるくらいですがそんな時に薄着で居すぎると翌朝身体全体が冷えてこわばったような感じになります。

少し汗をかくくらいになっても全身保温のきくウエアで寝るのが結局筋肉(おそらく内臓にも)にはやさしいということなのでしょう。

若い時には不節制のきわみ、どんな姿勢で何時間何をやっても平気でしたしどんな薄着でどこに居ようとおかまいなし、食事も食べたいものを食べたいだけ食べたい時にたらふく食べ、いくら飲んでもけろっとし、体重はまったく影響を受けませんでした。

ここからすると齢を重ねるに従って私たちはいわゆる基本に忠実、品行方正な生活習慣をこころがける、そんな方向からのプレッシャーを日々受けているともいえるでしょう。

座る姿勢、運動の過不足、食べるものへの気遣い、眠る時の服装・・・こういったことの逐一を着々と基本にしたがって行って行くということ、改めて考えてみればさほど難しいことでもないように思えてきます。

いよいよ今日から9月。

だんだん時候もよくなってきますので「品行方正」を意識しながら健康増進にとりくみたいと思い直す今日この頃です。


次回の更新は9/8(木)です。
カテゴリ : 健康 : 
2016/07/21 (9:00 am)
昔、といっても「つい30年ほど前」そのころにはまだ男らしさを表す表現として豪放磊落(ごうほうらいらく)や鯨飲馬食といった言葉が語られていたと思います。

男たるもの浴びるほど酒を呑み、山のように吸い殻を積み上げ徹夜マージャンも辞さず、昼間は馬車馬のごとく働くべし、家庭のことなど顧みるなかれといったイメージが、ある種の理想像のように思われていたふしがあります。

そんな時代によい歳をした男が糖質制限食なんて言っていたら奇異の目、軽蔑の目で見られたことでしょう。

それに比べ、今は隔世の感があります。

作家とかミュージシャンというとドラッグだとかお酒、たばこなどが似合う感じがしますが、たとえば村上春樹さんやフォーク歌手の高石ともやさんなどはそういう路線からはまったく対局の心得をもっておられます。

お二人とも、ランナー、それも年相応にトップクラスの立派なランナーです。

走ることについて確固たる一家言があります。

しかもこの人たちには共通している点があります。

走ることが健康でいることに通じ、健康でいることが自らの仕事(村上さんにあっては小説を書くこと、高石さんにとっては唄を作って歌うこと)を息長く続けるための前提条件だと言い切っているところです。

健康でいることは目的ではなく、手段なんだということは自明のことのように思われますが、息長く活動を続けるということにはやはりそれなりの本気の覚悟があることがわかります。

糖質制限ダイエットもやり方次第でメリットもデメリットもありますが、健康でいることに対して貪欲な社会というものは鯨飲馬食という一見豪快なあり方よりも実はもっとしなやかで芯の強いものであるにちがいありません。


次回の更新は7/28(木)です。

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