L-カルニチンは、1905年に二人のロシアの科学者により筋肉抽出物中に発見され、 ラテン語のcaro、carnis(fleshまたはmeat、肉を意味する)からこのように命名されました[1]。 1935年にドイツのライプツィヒ大学のStrack教授がL-カルニチンに関する最初の論文[2]を発表し、 L-カルニチンの生理機能に関する数十年にもわたる研究のスタートを切ることになりました。 L-カルニチンの別名は、「ビタミンBT」(T=Tenebrio 和名:ゴミムシダマシ)ですが、 これは、チャイロゴミムシダマシ(Tenebrio molitor)の幼虫が、葉酸およびその他の既知のビタミンBに加え、 L-カルニチンをその必須成長因子として必要とすることから命名されました。ヒトにとって、L-カルニチンは、 必要量の一部が生合成により満たされるため、厳密な意味では「ビタミン」ではありません。


