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「200年後の社会」ではすぐれたクスリがたくさん・・・でしょうか?


 

医学の進歩は著しいのでダ・ヴィンチによる微小手術だとかiPS細胞による再生医療、あるいは新型コロナに対するメッセンジャーRNAワクチンなど以前は夢にも考えられなかったような手法が続々と編み出されています。

またそこまで先進的なものでないとしても、たとえば白内障の手術や親知らずの抜歯など身近なことでも驚くほど苦痛なく早く治療ができるようになっています。

一方数十年前に作られた医薬品がいまだにスタンダードの治療薬として使われている例も少なくありません。

昔ながらの治療法が現在も通用している病気というものはそれなりに原因や対策がしっかり解明されているために「それを上回る治療法」を開発する必要がないからだと言えます。

逆にいえば日進月歩で新しい治療法が出てくる先端研究の分野は、まだその疾患のことがよくわかっておらず対応策が確立していない、ということになります。

近藤誠さんというお医者さんが『患者よガンと闘うな』という有名な本を書きましたが、これについては賛否両論があります。

また新型コロナのワクチンは何度でも打つべきだ!という見解(どちらかというと日本ではこの方針が優勢ですが)と決して安易に打ってはいけない!という見解が鋭く対立しています。

賛否両論が拮抗している分野では結局今のところ「何が正しいのかよくわからい」ということが本当のところなのだと思います。

今から200年後の世界を想像してみましょう。

その頃にはおそらく、ガンもコロナのようなウイルス感染症も現在とは相当異なる新しい方法によってかなり完璧に征圧されているに違いありません。

完全征圧のレベルを登山の頂上に喩えれば、現在のがん治療は2合目くらい、コロナ対策は1合目くらいにあたるのかもしれません。

それに対し、白内障手術や親知らずの抜歯などはすでに8合目まで来ていて100年後にも同じような方法が採られている可能性があります。

ですが、一般の人々にしてみれば「医療はすべての分野ですでに頂上にあり、お医者様は完璧だ」という思い込みがかなりあると思います。

ですからひとたび感染症対策が外れたり、ワクチンの副反応が出たりすると失望や怒りが大きくなり「医者の言うことなんか信用できない!」という方向に評価が逆方向に降り切れてしまうことになりがちです。

本当はウイルス感染症のことはまだまだどんな専門家にもわからないことだらけ、2220年代から見ればまだ手探り状態と言って良い段階とみた方がよいと思います。

有識者や行政を信頼することは重要ですが過信になるとかえって逆効果をもたらすことがあります。

さて、栄養やサプリメントについてはどうかというと、これもまた200年後から見ると今はまだほんの「とば口」に立ったばかりではないか、私はそんなふうに思っています。

1日に3食を食べるという習慣、健康寿命を伸ばすためのサプリメントの摂取方法などは研究と経験が200年分積み重なれば全く違ったものになっていることはほぼ間違いないように思います。

そういう世の中では使われている医薬品は副作用がほとんどなく、使用量も非常に少なくなっている、そういう未来像が浮かんできます。

次回の更新は12/22(木)です。

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