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タイトル:健康習慣のいろいろなレベル まずは「原理原則」から

「健康に良いこと」として勧められることがいくつもあります。


いくつか挙げてみましょう。


・寝る前にスマホを見ない方がよい

・寝る前にコーヒーを飲まない方がよい

・寝る前にアルコールは飲まない方がよい

・お風呂ではシャワーで済まさず湯船で温まった方がよい

・食事では野菜を先に食べた方がよい

・一日に30食以上の食材を食べた方がよい

・タバコは吸わない方がよい

・お酒を飲むときは同じ量の水を飲んだ方がよい

・一日に数千歩歩いた方がよい

・エスカレーターを使わずに階段を二段飛ばしで登った方がよい

・食べ物は掻き込まずに30回以上噛んだ方がよい

・連続して長時間座りすぎない方がよい

・適度な有酸素運動を励行した方がよい

・筋トレをして筋肉を蓄えた方がよい

・・・・・・・

・・・・・・・


まだまだあるでしょうが、このあたりはたいへん有名ないわば「耳タコ」的なことではないでしょうか。


次はどうでしょうか。


・タンパク質は一日に60-70グラム摂る必要がある

寝る直前にお風呂に入らない方がよい

・食物繊維は水溶性のものの摂取がとくに重要である

・夏の就寝時には薄い掛け布団よりも厚手のものを使いエアコンをかけ続けた方がよい

・睡眠時間は通常7-8時間よりも減らさない方がよい

・風邪ひきのときには抗生物質は飲まない方がよい

・・・・

これらはまだ必ずしも広く知られているわけではありませんが、それぞれの研究分野ではかなり科学的根拠の高い健康知識と考えられていれます。


では次はいかがでしょうか?

・ダイエットには16時間の断食(間欠食)がよい

・朝ごはんは抜いては行けない

・適度のアルコールは健康によい

・深く眠れる人は短時間睡眠でもよい

・赤ワインにはポリフェノールが含まれているので健康によい

・コーヒーは一日3-4杯程度が最も健康によいと言われる

・・・・・・

・・・・・・


これらについてはある条件の下に限っては正しい、まだ決定的には証明されていない、原因と結果が逆に解釈されている(例えば、元気な人がコーヒーやワインを飲む生活を送っているのであってそれらを飲むから元気になるのではない(かもしれない)・・・etc.)というようなもので都度吟味や確認が必要な項目です。


最初に挙げた「耳タコ健康知識」の特徴は「わかっちゃいるけど・・・」ということが多いと思います。二番目に挙げたことはちょっとつっこんで知識を得ると実行できるようになりますが、それなりに前向きな勉強が要る場合もあります。最後のカテゴリーのものはそれぞれ「なぜそういうメリットがあるのか?」と穿って調べて行けばかなり核心のポイントを知ることができるいわば上級編のようなものといえます。


ここでちょっと注意が必要なことは最後の「上級編的なこと」が言葉の上だけでしばしばひとり歩きしていることです。


場合によっては形だけをなぞっても狙いと逆になることがあったり体調を崩したりする可能性があります。


その点「耳タコ」知識は「わかっているならバカになって毎日やってみるべきこと」、いわば健康上の原理原則といえるものですから、改めて意識する価値の高いことだと思います。


サプリメントの摂取はどちらかといえば「上級編」といってよいものが多く、その効果を十分に引き出すためにもまずは「原理原則」の方をまずきちんと整えることが大切です。次回の更新は10/26(木)です。


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