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年末年始、アルコールの飲み方、眠り方・・・!



 

年末年始には食のライフスタイルがずいぶん変わりますが、眠ることについてもかなり影響が大きいのではないかと思います。


眠っている時には身体を休めているのだからヒマにしているのではないかと思われがちですが、それはとんでもない誤解。実際には夜間突貫工事があちこちで行われています。


昼間の活動で傷んだ関節や筋肉を修復する、消耗したエネルギー源を蓄え直す、肝臓ではその時その時に必要なレシピに沿って必要な個所へ栄養素を送り出す、そして脳では記憶したことの整理整頓をはじめ各種のホルモンの分泌などを行いながら隅々まで気を配ります。


これだけのことをするのには数時間が必要、だからこそ睡眠は大事なのです。


睡眠時間を削るということは作業の中断を意味しますから、十分な準備が整う前に新しい負荷や仕事がやってくることになります。


また寝酒は良くないということはさんざん言われていることですが、これには少なくとも3つほど考えられる理由があります。


第一は肝臓の仕事です。


肝臓では「残業」や「明日の準備」のために夜中はかえって昼間よりも多忙を極めている可能性があります。


そのようなときにアルコールの処理というプラスアルファの仕事が飛び込んでくるわけです。


アルコールは肝臓を通過する時に有益な栄養素である酢酸にまで代謝されますが、一度の通過で代謝処理できる分は限られていますので多くはアルコールのままいったん肝臓から出て全身を巡ります。


アルコールを飲む時間は何時間か続きますからその意味では常に新しいアルコールが肝臓に運ばれてきて仕事は朝方までかかってしまいます。徹夜仕事です。


第二は脳です。


脳も夜間は昼間とは異なる仕事がたくさんあるわけですが、アルコールでマヒしてしまうとその処理能力は大きく減殺されてしまいます。


これによって自律神経は整いにくくなり、頭の中の情報は整理されず翌朝はやり残しの仕事がたくさん残ったまま始動、全く冴えないということになるわけです。


第三はアセトアルデヒドの発生です。


アセトアルデヒドは毒性の高いアルコールの代謝中間産物です。


この濃度が高まると全身の細胞に不具合がおこってきます。


この物質は二日酔いの原因物質ですが、二日酔いでグデンとしてしまうのは身体を不調に陥れることによって活動を鈍らせ、その間に身体のメンテナンスを行うというような「肉を切らせて骨を断つ」式のギリギリの攻防である可能性があります。


とはいえ、就寝後間もないころまでにほとんど肝臓でのアルコールの処理が終了していればこれは何の問題もなく、血行は良くなり神経もリラックスできる、これが百薬の長のとしてのお酒のあり方ではないでしょうか。


働き方改革と言われますが、身体に夜討ち朝駆けの余分な仕事を与えず、その日の仕事はその日のうちに処理してしまえるタイミングでお酒や食事を愉しむ、これが年末年始をつつがなく過ごせるコツだと思います。


今年もあと3日を残すのみとなりました。


来年も健康第一ですばらしい日々をお過ごしください!


次回の更新は1/5(木)です。

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