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日本の100歳以上の高齢者人口は10万人突破目前

先ごろ敬老の日にちなんで発表された厚生労働省の統計によれば日本で100歳以上の人は9万2000人あまりだったということです。


昨年から1613人の増加、実に53年連続で増え続けているそうですから10万人を超える日も近いのではないでしょうか。


コロナ禍などもそれほど影響しなかったことは驚きです。


あと、いくつか興味深いことが目に留まりました(すべてクイズになりそうです)。


まず、100歳以上の日本人の男女差です。


これは女性が88.5%と圧倒的に多い。


ただし意外にも昨年からの増加数は男性が185人、女性が142人ということですから、昨今では男性の躍進が目立ってきているようです。


また最高齢は大阪府橿原市在住の女性の方で116歳、男性は千葉県在住の方で111歳でした。


調査が開始された1963年には百歳以上人口は153人でしたので、この60年間でちょうど600倍にもなっていることがわかります。


一方平均寿命の方は女性性87.709歳、男性81.05歳で2年連続で前年を下回っており、これはさすがにコロナの影響があると思われます。


100歳以上の人がコロナ禍の影響を受けていないことは実に興味深いことで、ここまで長生きされる方はもしかしたら免疫力なども特段に強いのかもしれません。


1999年にイタリアで調査された結果によれば100歳以上の健常な高齢者の血中脂質の特性は一般的な66-77歳の高齢者のそれよりも良好だったこと、またその特徴は血液中のL-カルニチン濃度と相関する傾向があったことなどが報告されています(Malaguarneraら(1999)Clin Drug Invest 17 (4) 321-327)。


また同じグループによる研究でL-カルニチンを摂取した100歳以上の高齢者グループでは摂取しなかったグループに比べて血液検査数値、筋肉の量、疲労感など広い範囲での健康増進が見られたことも知られています(MalaguarneraらAm J Clin Nutr, 86, 1738-1744)。


L-カルニチンは加齢とともに体内から減少して行く成分ですので世界最長寿国の日本にあってもこれを補うことによってますます超高齢者の方のQOLの向上が期待されるところです。次回の更新は9/28(木)です。

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