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自分でわかる「3+1」の快調原則


 

からだの状態を知るために健康診断が行われますが、その時に中心となる検査には血液検査や検尿・検便、血圧、体重・体脂肪などがあります。


医師は患者さんの自覚症状がどういうものであるかがわかりませんので、こういった客観的なデータが必要になるわけです。


もちろんここで当人には知り得ない情報が得られますので重要な疾患の早期発見につながる可能性は大いにあります。


しかしながらこれはやはり一方向のデータ収集以上のものではなく、「本人の体調の感覚」はもう一方の重要な(というか中核をなす)情報です。


これをチェックする上で最も頼りになるのは古くから言われている「快眠・快食・快便」という三原則ではないかと思います。


たとえば身体のどこかに痛みがある場合快眠を得ることは難しい。


またとても心配なこと(心の痛み)があっても眠れません。


つまりしっかりと眠れてすっきり目覚めるということはあらゆる神経系がきちんと機能していることの証(あかし)になります。


「快食」は運動が足りているか、歯や舌、嚥下に問題がないか、消化器系に問題がないか、ということもありますし、その時に身体が求めているものを察知して美味しく楽しく食べたり飲んだりできているかという点では神経系・感覚系のバロメータでもあります。


そして最後の「快便」ですが、尿は循環器系や泌尿器系の状態をあらわす総決算であり、便の方は肝臓など代謝系ならびに小腸から大腸に至る消化管の状況を如実に反映するものです。


これまで快便は快食の延長と見るむきもありましたが、昨今では腸内環境が免疫系を含むほぼ全身の臓器とクロストークを行っていることが明らかになってきましたので、これはもはや単純なおなかの調子に留まるものではありません。


さらにここにひとつ付け加えるなら「快話」というのを挙げてみたいと思います。


これは体調の自覚を「外とのつながりの楽しさ」にまで広げて考えるということです。


これら快眠・快食・快便・快話がいずれも非常に良い感じで出来ているなら極端な話、検査数値は補助的なものと考えてもよいのではないかと思います。


逆に検査数値に異常がなくてもこれら「3+1」の快調原則に納得が行かなければNGです。


つまり「今日は体調が良い」という感覚を得ることこそ健康の目的そのものだと言えるでしょう。


「健康診断数値が良い」ということはあくまでも目標であり、目的ではありません。


次回の更新は3/16(木)です。

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