top of page
paper13.jpg

転ばぬ先のサプリメント

身体のパーツにおよそ不要なものはないので、どこに不具合が生じても万全の生活の質は落ちてしまいます。

 

とくに痛みが伴うものは問題です。

 

筋肉や消化器系、循環器系、神経系、免疫系などがすべてしっかりしていても膝が痛くなるとそれだけで日常生活の活動度がずいぶん狭まってしまいます。

 

膝痛には初期であればサポーターをはめたりヒアルロン酸の注入が行われたりしますがやがては簡易な手術から人工関節への取り換えなどに進んで行きます。

 

人工関節を装着することで生活の質が大幅にアップしたという高齢者の方の実例も見聞きしますが、一方では予後が悪かったり慣れなかったりして不自由される方も少なくありません。

 

健康維持のために運動は非常に有効な手段ですがこれを維持する前提として膝のケアは本当に大切です。

 

膝痛では痛みがかなりひどくなってからやむなくクリニックに行かれるようなケースが一般的なのかもしれません。

 

ただ、そうなってしまうとなかなか元通りには戻りにくいところまで来ている可能性が高いのです。

 

そこで予防が重要になります。

 

膝のケアでは歩行のバランスを整え無理な加重を掛けないことが一番ですがお勧めしたいのは膝のトラブル(典型的には変形性膝関節症)に有効とされるサプリメントを「痛みを感じる前」から摂取しておくことです。

 

膝には血管がなく、また痛みを感じる神経も本来ありません。

 

ですから少々膝の軟骨の新陳代謝が狂ってきたとしても痛覚にさわる段階までにはだいぶ間があり、この点では「沈黙の臓器」的なところがあります。

 

このような段階で薬を摂取するわけには行きませんからサプリメント(食品)の摂取は実践的な選択肢になります。

 

関節軟骨の主成分はII型コラーゲンです。

 

このコラーゲンの新陳代謝が上手く行かなくなると「ささくれ」のような破たんが起こるのですが、これを異物とみなす免疫系が攻撃を開始し慢性的な膝痛に向かってゆくようになります。

 

いわば身体を守るはずの免疫細胞が自分の身体の一部を攻撃してしまい、その結果として炎症反応が起こるのです。

 

これも本来異物を体内から排除しようとする仕組みのひとつではありますが、本来自分自身の身体は攻撃してはいけないものですからこういう不要な免疫反応は抑制しなければなりません。

 

行き過ぎた免疫にブレーキをかける役割をするのが「制御性T細胞」という免疫細胞です。

 

非変性II型コラーゲン(UC-II®)というサプリメントは毎日少量づつ摂取することによってこの制御性T細胞を活性化し膝で起こっている炎症を抑えたり新陳代謝のリズムを回復したりする効果を持っています。

 

中高年にさしかかったらこのようなサプリメントを早めに摂取することによって自覚症状が起こる前の段階で事なきを得られる可能性があると考えられます。

 

予防効果の証明はなかなか容易ではないのですが、理論的にはそのように考えられますので今後はこのような「先手を打つ」ためのサプリメントの利用も大いに活用されるべきだろうと思います。次の更新予定は2/1(木)です。

Comments


記事を探す

bottom of page