top of page
paper13.jpg

遺伝子が動き出す瞬間!を意識しましょう

たとえば転んで膝や手のひらを少し擦りむいたとします。

 

こういうときには特にお医者さんにかからず放っておいても数日もすればかさぶたが出来て少し痒くなり、それも剥がれてしまえば跡形もなくきれいに元通りに戻ります。

 

その間私たちは傷口に対して特に何をすることもなくただ食事をして仕事をして眠って・・・と普通の生活を続けているだけです。

 

いわばひとりでに治ってしまうわけですが改めて考えればこれは非常に不思議な現象で、現代科学でも完全に説明することはできません。

 

しかもこういう一連の現象は傷を負った瞬間から起動し、あるところまできたら停止します。

 

身体は必要な時に必要なだけ反応してくれるのです。

 

同じことを足腰の筋肉について考えてみましょう。

 

エスカレーターに比べれば階段を使う時には筋肉の遺伝子はその動作(階段を使うという外部刺激)を察知して「その瞬間」に筋肉をしっかりさせる方向に動き出します。

 

さらに二段飛ばしで上れば遺伝子はその強度に対応して「もっとしっかり筋肉をサポートしよう」という方向に働きだします。

 

仮に一日に一度だけ十数段の階段を上るだけであったとしても身体の中は確実にそれに対応するのです。

 

もちろんそれだけのことで眼に見えて筋肉が増えてくるということはありませんがここで大事なことはわずかであっても身体がどちらの方向に反応しているか?ということです。

 

一方、刺激が終わってしばらくすると逆に筋肉を増やそう、しっかりさせようという方向の反応は停止します。

 

高齢になってくるとむしろ「もう要らないんだな」ということで筋肉を減らす方向への変化に精を出すようにすらなります。

 

というわけで、毎日のくらしの中でほんの少しでも筋肉を意識的に使うことで遺伝子は裏切ることなく働いてくれますので、こまめに身体を動かす心がけを持つことでかなり足腰をしっかり保つことができるはずです。

 

意識的に筋トレをすればさらに効果がてきめんであることは言うまでもありませんが、たとえそれができなくてもちょっと生活の中で「あ、この瞬間に遺伝子が動き出しているぞ!」ということを想像するだけでも良い影響がでると思います。

 

その意味では(状況が許すならば)中年期以降には完全なバリアフリーにするよりも多少のバリアがあるような環境で暮らすことは案外重要なことだと考えられます。次回の更新予定は2/8(木)です。

Comments


記事を探す

bottom of page