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L-カルニチンとは

L-Carnitine Overview

L-カルニチンのはたらき
L-カルニチン活用術

L-カルニチン活用法をチェック

現代の日本人は、生活習慣や食生活などの多様化によりさまざまなライフスタイルを持っています。
年齢、性別に違いはあっても、それぞれの人が高いQOLを実現したいと望むとき、運動や食事に関するバランスの良い生活習慣を身に付けながら適切なサプリメントの利用を試みることも有力な方法のひとつです。L-カルニチンは、豊富な研究論文に支えられ、多岐にわたる分野でその応用が期待されている栄養素です。脂肪燃焼を通じてエネルギー代謝を促進するという基本的働きから派生して、L-カルニチンは特に「メタボリックシンドローム」「運動/スポーツにおけるコンディション維持」「健康的なダイエット」など、さまざまな分野で応用され注目を集めています。「最近太りやすくなってきた」「メタボリックシンドロームが気になる」、そんな不安をお感じの方や「スタミナをアップしたい」とお考えのみなさまに、ここで  L-カルニチンにできること を詳しくご紹介します。

メタボリックシンドロームの診断基準値に好影響のあった臨床結果とともにL-カルニチンの働きをご紹介します。

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エネルギーを生み出すL-カルニチンをプラス!L-カルニチンによって生み出されるエネルギーでもっと元気な1日を!!

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「ベストコンディション」を実現するための基本要素と深くかかわっているL-カルニチンについてご紹介。

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ダイエット

あらためてダイエットのことを考えた結果、行き着いたところは「筋肉」でした。かなりまじめなダイエットの話をご紹介。

筋肉で脂肪は燃える

ダイエット

Diet

ダイエット

「筋肉」がないとL-カルニチンは仕事ができない!

-カルニチンと聞いて「脂肪燃焼」を連想される方は多いかと思います。
では、脂肪燃焼はどこで行われているかご存知ですか? 実は筋肉で燃えているんです。

 

つまり、極端な話、「筋肉」がないとL-カルニチンは仕事ができない!ということになってしまいます。

(ちなにみ、カルニチンのカルニとはラテン語で肉のことです。)

 

今回私たちがあらためてダイエットのことを考えた結果、行き着いたところは・・・「筋肉」でした。筋肉とL-カルニチンについてより深く知っていただければと思い、このページを作りました。

健康である限り放っておけば必ず、筋肉は減少し体重は増加傾向

現在太っている、いないに関わらず、健康・美しさを実現することを長期的に見た場合、健康である限り放っておけば必ず筋肉は減少し体重は増加する傾向になります。
つまり、脂肪が増えるということです。

 

これは加齢とともに筋肉が減り基礎代謝が低下することに起因します。
いってみれば、これを防ぐにはダイエットを「するか、しないか」という選択肢しかありません。

 

もう少し別の言い方をすると・・・「やればいいのはわかっているのよね」と言ってはいられないということです。やらなければ確実に筋肉は失われ脂肪は増えていきます。

減ったのは脂肪よりも実は大事な「筋肉」だったということも

いざ開始!とばかりに「食べないダイエット」を始めるとすぐに体重に変化が現れます。
けれども・・・これは正しいダイエットではありません。
減ったのは脂肪よりも実は「筋肉」だったということも起ります。

 

体重だけを気にしていわゆる「減量」をしていると、気付けば筋力が衰え身体のたるみが・・・なんていうことは良く聞く話です。また、骨や血管にとっても心配なことです。

ダイエット

ダイエットというと「どう“食べないか”」を考える人が多いのですが、

実は「どう“食べるか”」そして食べたものを「どう“燃やすか”」という発想が大切です。

筋肉で脂肪は燃える

さて、ここで「筋肉」の働きについてご説明します。
筋肉は身体を動かすためだけのもの、と思っていませんか?

 

実はそうではないのです。筋肉には本当にさまざまや役割がありますが、ダイエットにおける筋肉のキーワードは、ずばり「最大の脂肪燃焼の場」であるということです。

 

つまり、脂肪は筋肉で燃やされるということ。

筋肉があることによって「脂肪燃焼の場が増える」ことになり、「太りにくい体質」に変わるのです。

 

だから、やはりダイエットを語るとき、筋肉をはずせません。筋肉が減るとどうなるか、増えるとどうなるのか・・・を3つの項目で見てみましょう。

グラフ

L-カルニチンの仕事場は「脂肪」ではなく「筋肉」

ところでみなさんは「脂肪燃焼」で知られる「L-カルニチン」の仕事場をご存知ですか?

 

それは「筋肉」です。カルニチンのカルニはラテン語で「肉」を意味しています。体内のL-カルニチンの90%以上は筋肉に存在します。

 

筋肉が「脂肪燃焼の場」であることと密接に関わっており、L-カルニチンは筋肉の中で脂肪を燃やすために働いているのです。「脂肪燃焼素材」と称されるゆえんはここにありますが、筋肉細胞の中にある脂肪の燃焼炉であるミトコンドリアに脂肪を運搬するのがL-カルニチンの働きなのです。

「健康」と「ダイエット」にゴールはありません。

ダイエットに成功した人も、これからの人も、ダイエットは短期的なことすなわち「ゴールのあるもの」ではありません。言ってみれば、身体のメンテナンスとしての意味を含め、美しさ・健康を保つための生涯にわたる大切な習慣だといえます。

 

だからこそ、コツコツと、無理をしないで確実に取り組むことが大切なのです。L-カルニチンはその大切な習慣をサポートする栄養成分です!

ダイエット
健康である限り放っておけば必ず、筋肉は減少し体重は増加傾向
減ったのは脂肪よりも実は大事な「筋肉」だったということも
L-カルニチンの仕事場は「脂肪」ではなく「筋肉」
「健康」と「ダイエット」にゴールはありません。
​基礎代謝UP

​基礎代謝UP

Basal metabolism UP

基礎代謝とは?

基礎代謝とは、呼吸や体温の維持、心臓の鼓動など生命活動に最小限必要なエネルギー代謝のことをいい、このエネルギー源として主に脂肪が使われます。また、基礎代謝は10代後半をピークに低下し、筋肉量が減り代謝活動が低下してくる40歳頃からさらに急激に落ちていく事が知られています(1)。このためいわゆる中年肥満が起こります。

年齢グラフ

[ 引用文献 ]  (1) 厚生労働省日本人の栄養所要量を元に改編(1999)

キーワードは「筋肉」=脂肪の消費される場所

実は肥満と密接な関係を持っているのは「筋肉」です。人体最大の臓器である筋肉は、「脂肪燃焼の場」としても重要な存在です。しかし、40歳代以上になると筋肉が次第に減少し始めるため、脂肪は「燃焼の場」を失って内臓脂肪などとして蓄えられるようになります。このような肥満のサイクルはダンベル体操などで積極的に筋肉を増やし、基礎代謝のアップをはかることにより改善できることが知られています(2)。

[ 引用文献 ]  (2) Matsuo T., et al Asia pacific J Clin Nutr 8: 136-141 (1999)

寝ている間にも脂肪は燃えています

よく言われるように、20分以上の有酸素運動は確かに脂肪の燃焼に効果的ですが、特別な運動をしない日常生活においても脂肪はよく使われています。とくに筋肉は、全身で代謝される脂肪の70%前後を燃焼していますが、その大部分は夜8時間の睡眠中や日中8時間の安静状態下で行われています(3)。

[ 引用文献 ]  (3) 鈴木正成「今なぜエネルギー代謝か」細谷憲正編 第一出版社刊、P101 (2000)

L-カルニチンと基礎代謝の関係

軽い筋肉運動とL-カルニチン摂取で「理想的な流れ」に

基礎代謝低下は、加齢による筋肉の減少に大きくかかわっています。基礎代謝が低下していると、エネルギー消費量が減少し、余った脂肪が蓄積へ向かいます。これがいわゆる中年肥満へとつながります。そこで…

肥満図

関連情報

L-カルニチンによる脂肪燃焼促進作業

特別な運動をしない安静時でも、L-カルニチンを摂取することにより摂取後数時間以内で脂肪燃焼が促進されることが、ヒトでの研究で確認されています(4)。

グラフ

肥満と関係するL-カルニチンの研究例

27歳~64歳の肥満傾向にある100人を同数の2つのグループに分け、一方のグループにL-カルニチン、もう一方にプラセボを摂取してもらい、4週間後の体重の変化を調べました。


結果として、L-カルニチンを摂取したグループの方が体重が顕著に低下しました。その他、総コレステロール、LDL(悪玉コレステロール)、血糖値、血圧なども低下した事が報告されています。

摂取条件:100人の肥満傾向にある被験者。
1200kcal/day。1日3回それぞれ1g摂取。
摂取期間4週間。

比較

[ 引用文献 ]  (4) Wutzke KD. et al. Metabolism Vol 53, No 8, Aug.: 1002-1006 (2004)

[ 引用文献 ]  (5) Lurz R. et al. Med J Natur Therapy 39(1):12-15(1998)

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