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メンテナンス上手になりたい!


 

どんなものであれ放置しておくとだんだん使い物にならなくなってきます。


これは機械のようなものでもそうですし、人が住まなくなった家、人間関係にしてもほったらかしにしておくとダメになります。


そうしないためにもメンテナンスがとても大事です。


最近このブログではレジリエンス(復元力)について考えてきましたが真っ当な復元力さえ確保できれば老若男女問わずそれなりのQOLを保てるはずだと思います。


レジリエンスとメンテナンスは表裏一体のものです。


高齢になると「復元することのできる振れ幅」がだんだん狭まっていきますが、いくつになってもその幅の範囲を正しく認識しながら生活すればよいのだと思います。


身体的能力、知的能力について瞬間的・短期的なパワーということでみれば、60代半ばの現在の私の力は30-40代のころに比べてもそれほど落ちていないと思っています。


ただ、短期的にパワーを振り絞ったときにはそのあとが問題で、回復するのによけいに手間ヒマがかかることを痛感します。


つまりキツい仕事を連続で入れないようにスケジュールを組む、とただそれだけのことですがロングレンジには結局効率が上がるように思います。


ところで新聞には「首相の一日」という記録が出ています。


8時55分官邸入り、57分A大臣、9時5分B大臣加わる、9時17分〇〇国来賓対応・・・といった調子、さらにはとんぼ返りの海外会議などもしょっちゅうです(岸田首相はほぼ私と同じ年齢なのですが!)。


キツイ仕事を連続で入れない、どころの話ではありません。


それでいて国家の最高決断者であり続けなくてはならない、(岸田さん支持かどうかはともかく)これはたしかに超人の域、大したものだと思わずにいられません。


さらに海外には80歳近い大統領なども少なくありませんが、そもそもこういう人々の心身の強靭さは常人とはかけ離れたレベルなのでしょう。


人はそれぞれ自分の程度に合わせてやって行けばよいはずですが(いずれにせよ超人ではあり得ない私としては)人間関係も身も心も分相応の振れ幅を心得たメンテンナンス上手でありたいものだと思います。


次回の更新は5/11(木)です。

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