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コロナで減少したのは筋肉でした

不覚にも、コロナに罹ってしまいました。


身に覚えがないか?というとさにあらずで、実は大いに心当たりがあります。


月末恒例の事務作業などをバタバタと片付けてから10月の末に横浜から大阪に移動し、そこから11月13日まで東京、金沢、大阪、東大阪、横浜と断続的に重い荷物をゴロゴロ引き回しながら合計4つの学会、1つの集会に参加したこと、これが一切の事情です。


少々風邪気味でも市販薬を直ぐに飲んで一晩寝ればOKという状態が二十年近く続いていましたので今回もあまり気に留めていませんでしたがさすがに頭痛、倦怠感、咽喉の痛み、鼻水と痰などが酷くクリニックを受診したところコロナ陽性でした。


恐らく中半あたりのどこかで私はコロナウイルスに接触し、全部の日程を終えて身体に疲労が蓄積しきったところで緊張が一気に解けて免疫力の均衡がガラガラと負け越してしまったのにちがいありません。


そうとも思わずこの間90歳の老父ともかなりの時間一緒に過ごし、その他至近距離でたくさんの人と話もしましたが私の知る限りコンタクトして方どなたにも発症はありませんのでこれはたぶん私だけの事情なのだと思います。


もちろんオミクロン株はかつてのデルタ株などにくらべて症状は軽いですので約2週間と執拗ではありましたが昨夜あたりから何とかようやくトンネルを抜けた感じです。


今回のことでわかったことは、コロナはどこにでも蔓延しているらしいこと、普通の健康状態で免疫系が充実していれば発症しないこと、疲労が蓄積したら理屈通りに発症してしまうこと、などです。


こういうことは感染予防の鉄則のとおりなので、そもそも今回私は季節の変わり目に過剰なスケジュールを組んでしまった、というところに失敗の原因があるということで猛反省しているところです。


不快な話で申し訳ありませんが、咽喉や鼻腔に色の濃い膿がひっきりなしに溜まって来、それが数日以上24時間続くことを経験してみてよくぞこんなにも粘液が尽きないものだと逆に感心しました。


蓄積される痰や鼻膿は結局ウイルスとバトルを繰り広げ累々と積みあがってくる免疫細胞(マクロファージ)の死骸にほかなりませんから、これが続く間はまだウイルスは健在だということで、この間は何をしても始まらない感じです。


ただ、そのために駆り出されるエネルギーも尋常ではないはず。案の定体重は3キロほど減少しました。


ところが、体脂肪率の方はむしろ上がり気味でした。


つまり、私の身体からは今回の状況では脂肪よりも筋肉がエネルギー源として優先して燃やされたことを示しています。


ある程度予想はしていましたが、脂肪というものは本当に命の最終兵站線として温存されるものなのだなあということがついでながら実感としてわかりました。


これから一気にリカバーしてゆく段階ですが、ぜひしっかりとタンパク質を摂取し、糖質エネルギーも補給して行こうと思っているところです。次回の更新予定は11/30(木)です。

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