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科学的にダイエットに成功するイメージトレーニング 総まとめ

「科学的にダイエットに成功するイメージトレーニング」と題してお話を続けてきましたが、今回その総まとめをしておきたいと思います。


まずタイトルに「科学的に」と冠した理由ですが、それはダイエットをするときにはやみくもに食事を減らしたり運動をしたりという「形から入る式」のやり方では非常に限界があるからです。


「やみくも」はあくまでも一過性の物であり、持続性を伴ったゆるぎない理屈や原理原則、科学性とは自ずと異なるものです。


これまでお話してきたものは身体のエネルギー代謝に基礎を置いた理論ですが、これを単に知識として持っているだけでは実行が伴いません。


そこで「イメージすること」が重要になります。


この場合スリムになって行く自分、痩せている自分をイメージするのではなく日常生活とくに毎回の食行動をとる上で常に自分のからだの中でブドウ糖(糖質エネルギー源)や脂肪(脂質エネルギー源)が「どちらの方向にどのように動いているのか?」を頭の中で常に思い描くことを意味しています。


そして「どちらの方向」と言う場合の基準点を「肝臓」におくということもポイントでした。


今糖質や脂質などのエネルギー源が肝臓に取り込まれているのか、肝臓からリリースされているのか、ということを一日に何度も意識するということです。


人生とは結局生活習慣の集積にほかならず、食事はその中でも最も頻度高く蓄積性の濃い形で健康を意識できる万人に共通の機会です。


L-カルニチンはダイエット素材として認知の高い素材ですが、これはいわばエネルギー代謝という名の駅伝の最終走者(アンカー)にあたるポジションを担うものです。


いくら連携が良くてもアンカーがへこたれてはテープを切ることはできません。


逆にアンカーが立派に控えていてもその前の走者が首尾よく連携していなければ何もなりません。


健康ダイエットは間違いなく長期戦ですから、本当に気長に走り続けて人生の後半でレース優位なポジションに付けることが最終的には重要です。


毎日体重や体脂肪を測定する、いわゆるレコーディング的なダイエット法は継続的な変化をキャッチする上で非常に有効です。


L-カルニチンを毎日摂取するといった習慣もそのような「継続は力」の一部を形成する意識付けの役割を持っているだろうと私は考えています。


自分自身はここ十数年以上毎日500-1000 mgのL-カルニチン摂取を続けていますが、お陰様で健康数値は正常域をキープできています。


これはL-カルニチンそのものの力もさることながら、毎日毎食、毎朝毎夜からだの中で起こっていることを摂取の度にイメージする機会になっている、このことが大きいのではないかと感じています。


最後にひとこと。


「うっかりするとすぐ体重が増えてしまう」という人はまず肝臓をはじめとする諸臓器が健康で丈夫だ、ということです。


このことに感謝することがまず何より大切なことだろうと思います。


次回からはまた別の話題についてお話していきたいと思います。


次回の更新は7/3(木)です。

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